お弁当 ページ42
〇お弁当
「お昼行ってきまーす」
おつかれ私、おつかれ！！！！
午前のお仕事を終えて
病院内の食堂でランチ
と言っても
どうしても読みたい資料があって
コンビニで買ったおにぎり片手にお昼休憩
「これどういうこと、、」
眉間にシワをよせて
おにぎりを頬張りながら資料読み込む私
どこぞのおじさんなのよ、、
最近、コンビニ飯が多くて
肌荒れもしてて
萎え萎えの萎え
でも
「そんなに仕事頑張れるの、尊敬する」
紫耀がそう言って褒めてくれるから
頑張れちゃうのよね
「平野先生っ！」
「え」
可愛い可愛いナースちゃんが
私を呼びに来ました
お仕事ですか？？？
昼休憩、まだ10分しか経ってませんけど、お仕事ですか？？？
「どしたの？」
立ち上がりながらそう聞けば
「来てます！」
「え、？」
「来てます！キンプリが！」
あいつ！まじで！ぶっ飛ばすぞ！
職場に！来るな！と！何度！言えば！分かるの！
「え、ごめんね、ありがとう」
ナースちゃんににこやかに微笑みながら
あいつの元へ
「ちょっと！あのね！
来ないでって私言ったよね？！」
「え〜だって今休憩じゃん？」
狙ってきたんか、、あざといなぁ、、
「何しに来たんですか、、」
「あ、これ」
「え？」
「どうせお子ちゃまはコンビニのおにぎりでも食べてるんやろうなと思って」
完全にバレてて草
「え、何作ってくれたの？お弁当？」
「せっかくのオフなのに、お子ちゃまのために、仕方なく」
余計な一言がもったいないけど
あの平野紫耀がせっかくのオフを
私のために使ってくれるなんて
へ〜やるじゃん、というお気持ち！！！
せっかく晴れだから
外のベンチで2人でランチ
「ピクニックみたいだね」
「誰のおかげ？」
「いつもお仕事頑張ってる私のおかげ！」
「は？」
「は？笑」
このバカみたいなノリをかれこれ何万回かは繰り返してるけど
やっぱり、好きなんだよなぁ、、
ーピピッ
「あ、私もう行かなきゃ」
「えー、、」
「寂しいの？笑」
「べつに、笑」
「来てくれて嬉しかった、大好きだよ紫耀」
珍しく素直な私に
彼は少し驚いていたけど
「米粒ついてんぞ、お子ちゃま」
「えっ？！どこ？！とって！！！」
楽しそうに笑う彼がいるから
私はまだまだ頑張れそうです！
END
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イェジ(プロフ) - 突然すみません！！パスワード教えて欲しいです！ (2022年7月13日 19時) (
レス) id: 40bd569e74 (このIDを非表示/違反報告)
has(プロフ) - とりあえず舞香ちゃんと親友になりたいです。笑 (2021年6月2日 18時) (レス) id: 11039f4f3f (このIDを非表示/違反報告)
has(プロフ) - 瞳様！更新ありがとうございますっっっ！わっっっお。平野さん最後のその一言はあかんです。リアルに平野がこんなけブラックでも私は愛せる自信あります。（え） (2021年5月23日 19時) (レス) id: 11039f4f3f (このIDを非表示/違反報告)
パリン(プロフ) - 瞳さん» ありがとうございます！瞳さんのこの作品が大好きで毎回更新を楽しみにさせて頂いてます！！大変だとは思いますが、これからも頑張ってください！！ (2020年11月22日 1時) (レス) id: 2e2855719b (このIDを非表示/違反報告)
瞳(プロフ) - パリンさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきますね！ (2020年11月21日 19時) (レス) id: 5c726e52d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hitomi
| 作成日時：2019年10月19日 0時
