短冊 ページ12
〇短冊
｢ねえ、紫耀
もし私と1年に1回しか会えなくなったらどうする？｣
｢えー普通に無理｣
｢だよねぇ、無理だよねぇ｣
｢なに？笑｣
｢いや、やっぱりロマンチックだなと思って！七夕！！！｣
7月7日
今日は七夕
｢は？頭沸いてんの？｣
｢いいじゃん！短冊書こうよー！！！｣
｢はぁ、、笑｣
呆れながらも
ちゃんと参加してくれる紫耀くんが大好きだ！！！！
｢私のパパとママはね、七夕が結婚記念日なの
だから、毎年七夕はお祝いの日だったなぁ〜！｣
懐かしいもう戻らない過去に
思いを馳せる
ベランダに笹を置いて
3人でお願いごとをしてた
ママとパパと過ごした最後の七夕のことは
はっきり覚えてる
ーイケメンな彼氏ができますように！！
そう、短冊に書いた
恥ずかしいな笑
でも、ちゃんと、想像以上にしっかり叶ってしまった
｢できた｣
私が過去にひたってる間に
紫耀は書き上げたらしい
｢えー、意外 笑｣
そこには
ー仕事を楽しめますように
｢てっきり、仕事を早く辞めたいとても書くかと笑｣
｢さすがに天にそれは願えんやろ笑
でも、この前さ、YouTubeで自分のデビューちょっと前の動画見てて｣
｢へー珍しい
ガチガチに病んでた時じゃん｣
｢そう笑
なんか、自分が思ってるより
ちゃんとアイドルできててさ｣
しんどくてしんどくて
息も上手く吸えなくなるし
私とメンバーに当たってばかりで
お酒に逃げるしかなくて
辞めようと何度も思っていた時期だけど
｢あの頃の自分にもう一度会えるなら
もっと褒めてあげたいな｣
なんだか胸がジーンとした
｢紫耀はずっとすごい｣
｢ありがとう笑｣
いつもより素直で、自分を大切にしてる紫耀にまた、好きぃぃぃってなる
｢Aも書きや｣
｢そうだねぇ、、、｣
ー紫耀が居なくなりませんように
なんだかんだ
これが全て
もう、誰も失いたくない
｢うっわ｣
｢え？笑｣
｢七夕にお願いする必要なんかないよ、俺が叶えてあげるから｣
そんなこと言いながら普通に抱きついてくる紫耀が
史上最強に好きだ、、
｢紫耀には絶対に私より長生きして欲しい｣
｢え、俺、Aがおらん世界で生きていくのは無理｣
｢え、叶えてあげるって言ったじゃん今｣
｢え、いや、そういう、、、えぇ、、笑｣
彼女に弄ばれるスーパーアイドルくんが大好きだ！！！！
｢ずっと一緒にいようね｣
｢もちろん｣
私の彦星様は
一生私のそばにいる
END
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イェジ(プロフ) - 突然すみません！！パスワード教えて欲しいです！ (2022年7月13日 19時) (
レス) id: 40bd569e74 (このIDを非表示/違反報告)
has(プロフ) - とりあえず舞香ちゃんと親友になりたいです。笑 (2021年6月2日 18時) (レス) id: 11039f4f3f (このIDを非表示/違反報告)
has(プロフ) - 瞳様！更新ありがとうございますっっっ！わっっっお。平野さん最後のその一言はあかんです。リアルに平野がこんなけブラックでも私は愛せる自信あります。（え） (2021年5月23日 19時) (レス) id: 11039f4f3f (このIDを非表示/違反報告)
パリン(プロフ) - 瞳さん» ありがとうございます！瞳さんのこの作品が大好きで毎回更新を楽しみにさせて頂いてます！！大変だとは思いますが、これからも頑張ってください！！ (2020年11月22日 1時) (レス) id: 2e2855719b (このIDを非表示/違反報告)
瞳(プロフ) - パリンさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきますね！ (2020年11月21日 19時) (レス) id: 5c726e52d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hitomi
| 作成日時：2019年10月19日 0時
