平野様がご指名です。After Story 8

クイズ ページ6

〇クイズ
「平野、全然だめ

そこ、高橋と場所かわって」

「すいません」

「平野、何回ミスるの？

もう岸が歌っちゃって」

「すいません、、」

ダメだ、、全然ダメだ、、

「紫耀、大丈夫？」

「ごめん、マジで」

何やっても上手くいかない

いつもみたいに、仕事が嫌とかじゃなくて

シンプルにスランプ

何もできない

え、俺どうした、、

「歌詞やばい！笑」

「ここの移動、分かんない〜！笑」

海人にも岸くんにも迷惑かけてるし、、

はぁ、、情けな、、

「ごめんなさい、、」

高「え！笑 全然いいよ？笑」

岸「お互い様だって！笑

紫耀いつも頑張ってるんだし」

どんどん、自己肯定感が下がっていく、、

あー、ダメだ俺、、

ー

「ただいま、A」

「おかえり！好きぴ〜！！」

抱きつくAをスルーして

ソファに座る

「はぁ、、」

「ため息ついたら、幸せ逃げちゃうよ〜？」

「別にいい」

そもそも幸せなんて、今の俺にはない

「ごめん、寝させて」

「はぁーい」

目をつぶって考える

別に俺、天才でもなんでもないけど

練習すればそれなりにできた

なのに、

練習しても、練習しても

できない

もう、、俺なんて、、

「紫耀ーー！！」

「うるさ、、」

「クイズしよ？！！」

「え、、」

「ねぇー！」

強引に起こされる

もう、怒る気もしない

「お好きにどうぞ、、」

「はい！じゃあ第1問ね！」

1人でニコニコしてる

お子ちゃまやな

「平野紫耀の誕生日はいつでしょうか！」

「は、、？笑

1月29日」

「正解！

じゃあ第2問ね！平野紫耀が所属しているグループは？！」

「King&Prince、、」

「すばらしい！！じゃあー、、」

それからどうでもいい、血液型とか好きな食べ物とか

そろそろしつこい

「なぁ、もう終わりに、、」

「平野紫耀の彼女は誰でしょう？」

「え、、A」

「平野紫耀は彼女のどこが好きでしょう？」

「はぁ、、？笑

顔とか言ってみる笑」

「Aは平野紫耀のどこが好きでしょう？」

「え、、」

意味がわからん

「わかんない？教えてあげようか？」

「うん、、」

「優しくて、かっこよくて、努力家で、頑張り屋さんで、

答えは無限にあります！！笑」

「何が、、言いたいの？」

「ふふっ笑」

笑いながら抱きついてきて

「自信持ちなよ」

耳元でそう呟いた

すごいなぁ、、全部バレてる

「はい！ご飯にしよ！」

お子ちゃまのくせに、

俺より100倍大人なAが大好きだ

END

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