平野様がご指名です。After Story 8

間違っちゃいない ページ18

〇間違っちゃいない
夜のお散歩タイム

まだ風が冷たくて

ほんのり寒い

「あんまり遅くならないで」

紫耀にそう言われたけど、

ちょっと寄り道しちゃう

今日は1人になりたい気分

でもやっぱり暗い夜道は怖くて

近くの本屋さんへ

雑誌を見れば

キラキラスマイルの紫耀がいる

けど、紫耀をスルーして隣のジャニストが表紙の雑誌を手に取ってやった

「かっこいい、、」

「ありがとう笑」

「え」

声の主は

「こんな時間にどうしたん？笑」

えくぼが素敵な彼

「大毅くん、、」

「ほんっま、大毅くん呼びやめろゆーてるやろ笑」

「照れてるの？笑」

「照れてへんわ、あほ笑」

1度だけ、健人くんと大毅くんがキャバクラに来たことがあって

そこで仲良くなったの

優しくて、いっつもニコニコしてる大毅くんは

廉くんと同じ枠 笑

「かっこいいって、どうせ望とか流星のことやろ？笑」

「ツインタワー神だわ」

「ほら〜やっぱり」

「嘘だよ

センターくんが好き」

「もー笑

ここキャバクラちゃう！」

不思議な人

無邪気な笑顔の中に大人の余裕を感じる

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