平野様がご指名です。After Story 8

ダイスキデス ページ2

〇ダイスキデス

＜むりいいいいいい＞

＜永瀬廉んんんんんんんん＞

＜好きいいいいい＞

お昼休み

友達と話しながら、スマホ触ってたら

親友様からのけたたましいLINE笑

永瀬廉？笑

＜なになに、どしたの？＞

＜目の前に自担がいます、、＞

ー舞香が写真を送信しました

「あ、笑」

つり革につかまってるイケメンさん

永瀬廉さんやん

＜むり、死ぬ、くそかっこいい＞

＜話しかけなよ笑＞

＜無理っ！！＞

ヘタレだなぁ笑

私なんて、自担と同居してるんだから

しゃーないな

＜廉ちゃま＞

＜なに笑＞

＜同じ車両に舞香いるから、神対応よろしく笑＞

＜え？笑

あぁ、いたいた笑＞

これで、大丈夫でしょう笑

ーーーーーーーー

無理すぎ

無理すぎ

自担と遭遇とか無理すぎ

Aの家でしょうれんと会話したことあるけど

やっぱり遭遇って

運命って感じでしんどい。

＜話しかけなよ笑＞

はぁぁぁぁ？

無理でしょ？！

いやいやいや、無理すぎ

そりゃあ、親友様みたいに

自担と住んでるならまだしも

私一般ピーポーだからね？？？

え？？

あぁ、、スマホいじる永瀬廉、尊い、、

好き、、

なんて思ってたら

もう最寄り

あぁ、さよなら、自担、、

儚いな

シーンとした駅のホーム

いっきに現実に戻される

「舞香ちゃん」

ん？

私の大好きな声

「えええええ？」

振り返れば

永瀬廉

「同じ車両やってんな

運命や笑」

ええええ、しんどい

永瀬スマイルしんどいって

「え、あ、え、あの、、」

「ふふっ笑

なんか飲む？」

「え？！いやいやいや！」

自販機で飲み物買ってる

「はい」

「すいませんっ」

自担の奢りなんて、飲めないよ、、

「舞香ちゃん？笑」

「え、あ、はい！」

「ほんまおもしろいよな笑

あいつとは大違いや笑」

「あいつ、、？」

「あぁ、Aちゃん」

ええええ

我が親友、永瀬廉にあいつ呼ばわりされてんの？！

え、天才かよ、、

「あいつは俺のこと、なめてるから笑

所詮 永瀬廉 みたいな口の利き方笑

まあそりゃあ、紫耀と付き合ってるしな笑」

マンガに出てくるみたいな整った顔で、笑ってる

死。

「あのっ！映画、楽しみにしてます！！」

「お、嬉しい！

感想待ってるな笑」

鼻血出そう、、

「さてと、可愛い永瀬担にも会えたわけやし、俺は仕事頑張ってきまーす！笑」

アイドルみたいに手振って

かけていく自担

もう無理すぎて、もう無理すぎて

ダイスキデス

END

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