平野様がご指名です。

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「きゃー！！平野紫耀ーー！！

かっこいいいいいいい、、！！！」

テレビに映るのは紛れもなく我が自担

くそかっこええ

人類の奇跡、、

「誰がかっこいいってー？笑」

振り向けば

本物の人類の奇跡、、

「何も言ってない」

「ふっ笑 そーですか笑」

にやりと笑う人類の奇跡

あぁ、私の負け

私の正面に座って

綺麗な目で私を見つめて

優しく微笑んで

ーチュッ

や、ば、い

「テレビの俺と今の俺

どっちが好き？」

純白無垢って感じの顔で聞いてくるけど

きっと心はブラックなんだろうな

我が彼氏、罪な男、、

「紫耀、、」

「どっちの？」

目の前の紫耀を指させば

「ふふん笑

よく出来ました」

天使のように笑う

もう何を信じたらいいかわからないいいいい！！

「いやーそれにしても

まさかほんまに受かっちゃうとは笑」

「よゆーです」

大学の話ね笑

第一志望受かっちゃった笑

「あれー？直前まで偏差値伸びなくて、泣きついてたのは誰でしたっけー？笑」

「すいません、、笑」

今思えば恥ずかしいくらい

「紫耀ぉぉぉぉおお

どうしようぅぅぅぅ」

って笑

「まあ、Aはやっぱりアホじゃなかってんな笑」

「元から知ってるでしょー」

「生意気なやつ〜笑」

「ちょっ！ばか！え！もうっ！きゃぁ！！」

こいつ、、

私が弱いことを知ってて、こちょこちょしやがって、、

「あ、そう言えば俺

今度またセンターやねんな〜」

「お、よかったじゃん笑」

「喧嘩売ってんの？笑」

未だにセンターいやいや病はあまり克服できてない笑

「いいじゃん、またキャバ嬢のとこくれば」

「そ、、やな」

この弱ってる顔もまたまた好きなの、、

「センター取られてもいいの？」

「え？別に、、」

「ふーん

私、紫耀がブスとアホ嫌いなのと同じで

センター取られた紫耀なんて、嫌い」

「え！」

「担降りして彼氏も乗り換えちゃお

廉くんか海人くんに〜」

「嫌や嫌や、、

やる、、やります！」

「ふふん笑」

紫耀のサラサラの髪に指を絡める

「き、、キャバ嬢みたいな顔せんとって、、」

「誰でしたっけ、一生キャバ嬢でいてって言ったの笑」


「うっ、、」


「平野様、大好きです」

平野紫耀は

一生私の常連客です

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