平野様がご指名です。

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「ねえ、ちょっとまってて」

自分の部屋にダッシュして

取り出してきたのは

「え、俺、、？」

「そうだよ笑」

平野紫耀のうちわ、ポスター、クリアファイル、、

「なんで、、」

「だってー、私あなたのヲタクだったもん笑」

「はっ？！」

「あなたの大嫌いなガチのヲタク笑

ひとりぼっちになってからは降りちゃったんだどね笑

今日紫耀くんが乗り越えられたら、もう一回ヲタクしよっかな笑」

「え」


「頑張って、あと一日」

「うん、頑張る、、」


「ほーら、シャキッとして！

はい、アイドルスマイル！」


「もうっ、、笑」


一瞬恥ずかしそうな顔したけど

すぐにキラキラの笑顔で微笑んできた


「ぎゃぁぁぁぁかっこいい！！むり！！！

平野紫耀、最高すぎる、、」


「声がでかいねんお前は笑

ありがとな、頑張ってくるわ」


そう言って私の頭をポンポンして

家から出て行った


え、さっきまでの弱ってた平野紫耀はどこ？

今の何？

え？
ーーーーーーーー


「いやー、さすがすぎたわ、紫耀」

「1発できめちゃうあたりもう凄い」


無事千秋楽も終わり

打ち上げ


前代未聞くらいの変更で


完全に心折れてたけど


まさかあのAが俺のファンなんて

違う意味で過呼吸起きそうなくらい嬉しかった笑


「いや、あの、、色々とご迷惑おかけしました、、笑」

「ははっ笑」

二人は爆笑してる


「本番前に脱走はやばい笑」

「紫耀がおらんかったら俺がセンターやっちゃってたのにな〜笑」

「廉には無理だし笑 俺がやってた笑」

「は？笑

海人にも無理やしな笑

ぶっちゃけ紫耀しか無理笑」

またいつものようにぎゃあぎゃあいう二人を横目に


スマホを開けば

「紫耀くん、おつかれさま！

Twitterみてたら、紫耀くんかっこよすぎたってみんな言ってて、なんか嫉妬しちゃった笑」


可愛すぎ

「大丈夫

俺はお前しかみえてないから」


打ってから恥ずかしくなる


Aは俺のファンとして言ってきたのに

俺、こいつに惚れてるやつの目線やん、、


はぁ、、なんなん俺、、


「あー彼女ほしいー」

「この前俺にジャニーズ貫けって言ったじゃん笑」

「欲しいもんは欲しいねん

な、紫耀？」

「彼女な、、」

「え！なに、いるとかないよね？！」

「おらんけど」


ほんまにAのことをそういう目でみてる自分が気持ち悪くて仕方ない

だってさ

あいつからしたら俺はおじさんやねんで？

つら、、

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