詐欺師 ページ26
〇詐欺師
「なあ、聞いてる、、？、笑」
「うんっ！ふふっ〜笑」
ダメだなこれは
今日は俺がブラックの日
朝
「嫌や、むり、ほんまに無理やねんって今日は」
どうしても仕事行きたくなくて
「なんでよー？笑
最近頑張ってたじゃん？」
「むりやもん
もう頑張れへんもん
限界やもん」
「もー笑
じゃあ今日帰ってきたら話聞いてあげるから、ね？」
「うん、、」
「待ってるよ」
可愛い顔でハグされたら
言い返せなくて
頑張って仕事行ったわけ。
最近、番宣でバラエティーとかに出ることも多い
俺がいちばん嫌いな仕事
だって、キャラを作らなあかんやん
もうしんどい
センターの重圧とは別のプレッシャー
まあ、空き時間にも
＜むり＞
＜私の紫耀なら大丈夫＞
永遠とそんなLINEを2人で繰り返してたから
とりあえず乗り切って
帰宅
「Aー」
「おかえり！お疲れ様！」
ここまでは良かった
なのに、
「今日は私も飲もうかな〜」
普段は飲まへんのに突然そんなこと言い始める
「なんかな、
俺って天然じゃないやんか素は
だから、もうキャラ設定ミスったやん、、
いちいち天然発言しなあかんのしんどすぎて」
「え〜〜、Aちゃん、紫耀くんの天然なのも好きだよ〜」
もう既にやばい
「しかもさ、映画っていちいちランキング出るやん売上の
もうやめてほしい、、」
デビューしたら
数字で評価されることが多くなって
それが原因で過呼吸やん
ほんまこの世界向いてない
「だいじょーぶ！
Aちゃんが見に行ってあげる〜！」
会話にならない
「A？
もういいよ、寝よ」
「え〜〜」
嫌がるAを引連れて
ベッドへ
もう今日は
早く寝て何もかも忘れ去る作戦でいく
いざと言う時に頼りにならない年下彼女 笑
呆れすぎて笑えてくる
ベッドに入って
目を閉じた時
「ねえ、紫耀」
さっきとのギャップにビビる
「無理しなくていいんだよ
紫耀、頑張りすぎだもん
別にファンの子がちょっとくらい減ってもいいでしょ
私がいるじゃん
違う？」
いつもより
何倍も大人びた声
月明かりに照らされて
いつもより
何倍も美しい顔
「違わないです」
「ふふっ笑
おやすみ、紫耀」
チュッ
小さく頬に口づけ
すぐに寝息が聞こえてくる
あぁ、やられた
Aからは全くアルコールの香りがしなかった
まさかこいつ
酔っ払ったフリしてたのか
どうやら俺の彼女は
キャバ嬢兼詐欺師らしい、笑
END
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珊瑚 - 廉くんが親友の子と(誰でも良いんですが)結ばれるお話か、しょう君不倫疑惑を書いて欲しいです、、、 (2019年10月24日 14時) (
レス) id: 38e9beaba9 (このIDを非表示/違反報告)
ミカやん(プロフ) - リクエストいいですか？？？もし、よければ 彼女さんがストレスで失神してしまう話見たいです、、毎回神がかってるから欲が止まりませんw (2018年11月29日 0時) (レス) id: e0d739f7a6 (このIDを非表示/違反報告)
ミカやん(プロフ) - ありがとうございますありがとうございます 星10、連打したい (2018年11月28日 1時) (レス) id: e0d739f7a6 (このIDを非表示/違反報告)
Hitomi(プロフ) - ミカやんさん» 褒められて伸びるタイプですありがとうございます笑笑 リクエストもありがとうございました！！ (2018年11月27日 21時) (レス) id: d1d27ab42f (このIDを非表示/違反報告)
茅桜(プロフ) - すてきなお話ありがとうございます!! (2018年11月27日 21時) (レス) id: 18f1934dc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hitomi
| 作成日時：2018年9月7日 8時
