平野様がご指名です。After Story 6

幸せ 2 ページ23

急に真剣な顔するから、

余計涙出てくる

「そんなに嫌い？俺のこと」

そうじゃなくて

そういうことじゃなくて

「紫耀は、、私といて、幸せ？」

「え？」

「紫耀が悪く言われるのはもうこりごり、、

私がいなかったら、紫耀はファンの子たちの理想のジャニーズになれるんだよ？

私なんていない方がいいでしょ？」

「ちょっと待って笑

何言ってんの？笑

俺がジャニーズでいられるのはAがいるからに決まってるやん

知ってるやろ、俺が弱々しいこと笑

ファンの子？あぁ、ブスどものことか笑

眼中に無いわあんなやつら笑」

いつも通り綺麗な顔で毒吐いて

「俺の幸せはAと一緒にいること。

むしろ、それしかない」

抱きついて、耳元でそんなこと言うのはずるいと思う

「よし！今日は予定変更で、お家デートな〜！」

「え、いいの？」

すっごい楽しみにしてたのに。

「ふっ笑

お家デートが1番イチャイチャできるねんで笑」

ドヤ顔でそんなこと言ってくる平野が可愛くて仕方ない

「それに！

ブスどもの目も気にしなくていいし〜！」

幼稚園児みたいに無邪気に笑ってる

「俺は別に、ファンの子のために生きてるんじゃない

俺は俺」

聞こえるか聞こえないかぐらいの声で

ぼそっとそう呟いた紫耀は

なんだか、いつもよりかっこよくみえた。

「私の幸せは自担の彼女でいること！」

「問題発言すぎる笑

え、じゃあ担降りしたら、そっち行くわけ？笑笑笑」

「あ、かもしれない笑」

ふざけんなよ〜笑

って私の頭をぐしゃぐしゃしてくる紫耀は

やっぱり私の自担で、私の彼氏。

END

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