平野様がご指名です。After Story 6

ガラス 2 ページ47

で、ついに

廉「紫耀、ほんまアホ

俺らがお前の機嫌にどんだけ振り回されてきてると思ってんの？！

そりゃあ、センターたってくれてるのは感謝してるけど

昔から俺らにも完璧求めてくるのはほんまに無理やから

そんなに嫌なら、一人でやってけば？

紫耀なんて、いらんから」

廉がキレた

部屋から出てく紫耀

廉「あースッキリした

玄樹ーー、俺らは玄樹の味方やから」

もう、バラバラだ

ーーーー

「おはよ、紫耀」

「、、、」

最年少、非常に気を使っております笑

ずっとこんな感じ

俺以外誰も紫耀に話しかけないし

紫耀もガン無視

仕事中は

「えー最近ですかー？

廉とご飯行きましたね！なぁ？」

「はい、笑

奢っていただきました笑笑」

ニコニコ笑い合う

ファンの子はしょうれん〜！ってなるんだろうけど。

この間もマネージャーに

「このままだと本当に平野脱退しちゃいそうだからなんとかして」

って言われた

いや、無理だし、、

紫耀の脱退まで時間の問題って感じだったある日

またまた事件が起きた

「どうなのかな？平野くん」

可哀想なくらい紫耀ばっかり

まあ彼ならいつもの様に完璧にこなすんだろうけど。

「え、、あ、え、、」

あれ？

紫耀の異変にみんなの表情が強ばる

そうだ

朝から紫耀、きつそうだったっけ

「紫耀、最近みかんばっかり食べてるよね？笑」

助け舟を出したのは

玄樹だ

「え、あ、そうなんです！

血がオレンジになるんじゃないかなって思ってます笑」

笑いが起こる

楽屋に戻る途中、

「海人、みて」

指さす先

「あ」

2人が何やら楽しそうに談笑してる

「次の休み絶対行こな！」

「うん！」

「なに？どこ行くの？笑」

「「現実逃避の旅！笑」」

あぁ、もう大丈夫だ笑

「紫耀！」

「なに笑」

「お前がさ、、おらんくなったら

5人やねん、、誰もセンター立ちたくないから、、」

「ふっ笑

エースの座は譲らへんからな笑」

廉の遠回しすぎる謝罪に気づいたかどうかは分かんないけど

久しぶりにみた笑ってる紫耀

「え、センター俺やる！」

「いや、岸くんはエースキャラじゃないじゃん笑」

「うっそ？！え？！違う？！」

不器用ばっかりの6人だけど

結局は仲いいんだよね俺らって笑

綺麗なガラスを守るのは王様と王子の役目です。

END

とりあえずいわちが出てくる話を書きたかった作者、、

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