story87 ページ37
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『あ、私着替えてきますね！
いつまでも制服でいるのあれですし^^』
皆がいるリビングを出て部屋に戻ると
突然震えが止まらなくなった
樹だけじゃない...北人や昂秀くんに見られた
しかも樹に限ってはまた危険な目に遭わせた
このまま...重荷になって追い出されるのかな
ｺﾝｺﾝｯ
北人『A...少しいい?』
『え、あ、うん』
部屋に入ってきたのは北人で
北人は何も言わずに私のベッドに腰かけた
『北人...何かあったの?』
北人『...あいつが元彼なんだね』
『....』
何も言えずにうつむくことしか出来ない
するとすぐに暖かさに包まれて
気づけば北人の腕の中にいた
北人『ずっと守るから これからもずーっと
...だからAは気にしないで
ずっとずっと僕達のそばにいて
僕達から...離れていかないで』
北人は唯一私が快聖のことを話した人だから
すごく安心出来る
北人『...なんてかっこつけたことを
言ってるけど本当はただ妬いただけ
いっちゃんが守ってるところ見て妬いた』
『北人...?』
北人『僕だってAを守りたい
こんなにも側にいるのに守れないなんて嫌だ』
肩に顔を埋めて抱きしめる力を強める北人に
これじゃあどっちが慰められてるのか
全くもってわからない
でも...
『ありがとう...北人』
北人『んっ...』
.
北人side
部屋から出るといっちゃんが立っていた
僕の顔を見て申し訳なさそうな顔をする
北人『A 下に先に行ってて?』
『え、うん...』
Aがいなくなったのを確認すると
再びいっちゃんと向き合った
樹『Aの様子...見に来ただけだから』
北人『...Aのこと 好きなんでしょ?』
僕に背を向けようとした樹の足が止まる
明らかに動揺してるのがわかる
樹『好きじゃない
家族としか、見てない』
北人『ならなんで僕の顔を見ないの?』
樹『...っ』
北人『なんでそんな悲しそうな顔をするの?
いっちゃん答えてy『嫌なんだよ！！』
樹『誰かを好きになってまたこの家が
めちゃくちゃになるのは！！』
そう言って声を荒げたいっちゃん
自分でも信じられないのか固まっていた
でも....
北人『そんなのズルいよ...
好きなら真正面から勝負しようよ』
僕だって同じ思いだからこそ
意見を変えるつもりはないよ
.
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小田島陸 - 更新待ってます。 (2018年9月25日 21時) (
レス) id: 5915d49ecb (このIDを非表示/違反報告)
# 岩萌(プロフ) - Ch.08さんの作品ほんと好きです！これも、めちゃくちゃきゅんきゅんしました！これからも頑張って下さい^^ (2017年7月27日 18時) (携帯から) (レス) id: 32fbb0b927 (このIDを非表示/違反報告)
北人龍友 - 北人ヤバイーーわわわ///// (2017年4月17日 13時) (レス) id: 5224770d7d (このIDを非表示/違反報告)
北人龍友 - 続きが気になります！！ 更新待ってます！！！ (2017年4月17日 12時) (レス) id: 5224770d7d (このIDを非表示/違反報告)
剛典�称莟�(プロフ) - 北ちゃんはヤバい(//∇//) (2017年2月20日 17時) (レス) id: dc8031bdb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ch.08
| 作成日時：2016年8月27日 23時
