story79 Hokuto side ページ29
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『ねぇこの人形北人みたーいwww』
北人『え、ねぇバカにしてる?』
子豚の大きな人形を僕の顔の隣に
持ってくるA
いや、確かに子豚は好きだけどさ...ねぇ?
北人『...Aお土産それだけでいいの?』
Aが選んだのは2〜3個くらいの小さな
お土産だけ
『うんまぁ...あげる人親友くらいしか
いないし
自分もあまりこれって言うものないからね』
北人『...そっか』
お土産の購入を済ませて部屋に戻ろうとすると
Aが少しうとうとしてるのに気づいて、
北人『A ちょっとごめんね』
『えっ...//』
抱えると顔が紅潮していくA
俗に言うお姫様だっこっていうやつ
北人『寝てもいいよ
ちゃんと部屋に連れてくから』
『う....ん.....』
少しずつ顔の赤みが引いていって
気づけばAの瞼は閉じていった
.
.
北人『よっと....』
ベッドにそっと寝かせると僕のシャツを
離してくれないA
止むを得ず自分の腕を枕にしてAを
横に寝させた
北人(Aまつ毛長いなぁ...)
Aへ手を伸ばそうとしたけれど....
.
.
『助けて....』
寝言ではっきりとそう言ったAに
思わず手の動きを止めた
北人『A.....』
苦しいくらい思いっきし抱きしめると
Aは小さく震えはじめた
『怖いよ....』
北人『うん』
『1人になるのはもう嫌だよ...!!』
嗚咽を繰り返すAの背中をさすり
なだめ続ける
北人(Aにどうすれば1人じゃないって
伝えられる...?
どうすれば僕のこと、見てくれる...?)
Aの顔を上げて
短くて優しいキスを何度も繰り返した
苦しくなってきたのか僕の腕をつかんで
動きを止めようとしていた
北人『A』
『ほく、と.....』
北人『大丈夫 Aは1人じゃない
1人になんか絶対にしない』
『でも...!!』
北人『僕達がいる！ずっとずっと側にいる！！
それでも不安な時は僕が誰よりも側で
"大丈夫"って言い続けるから...!!』
Aは何も言わなくなったけれど
僕の胸の中に顔をうずめた
だからAが誰のものにもならないように
僕はずっとずっと抱きしめ続けた
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小田島陸 - 更新待ってます。 (2018年9月25日 21時) (
レス) id: 5915d49ecb (このIDを非表示/違反報告)
# 岩萌(プロフ) - Ch.08さんの作品ほんと好きです！これも、めちゃくちゃきゅんきゅんしました！これからも頑張って下さい^^ (2017年7月27日 18時) (携帯から) (レス) id: 32fbb0b927 (このIDを非表示/違反報告)
北人龍友 - 北人ヤバイーーわわわ///// (2017年4月17日 13時) (レス) id: 5224770d7d (このIDを非表示/違反報告)
北人龍友 - 続きが気になります！！ 更新待ってます！！！ (2017年4月17日 12時) (レス) id: 5224770d7d (このIDを非表示/違反報告)
剛典�称莟�(プロフ) - 北ちゃんはヤバい(//∇//) (2017年2月20日 17時) (レス) id: dc8031bdb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ch.08
| 作成日時：2016年8月27日 23時
