story68 ページ18
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陣『夕飯出来たから部屋におるやつ呼んでき』
翔平『ヾ(*'ω'*三*'ω'*)ﾉﾞ ｺﾞﾊｰﾝ!ｺﾞﾊｰﾝ!』
翔平が皆を呼びに行くとぞろぞろと
まだ眠そうに下りてくる
...でもその中になぜか樹の姿がなかった
『翔平 樹は?』
翔平『部屋にいなかった〜』
彰吾『あの短時間で全部屋周ったんだ^^;』
『私もう1回見てきますね』
樹の部屋がある3階まで上ると
少し感じた肌寒さ
微かに吹いてくる風は樹の部屋から
流れてくるものだった
『樹いる...?』
部屋を覗いても翔平の言うとおり
樹の姿はなかった
...でもついさっきまでこの部屋にいたように
感じる
『あっ...』
風が吹いてくる方を見ると天井の窓が
開いていて
はっきりとは見えなかったけど
誰かがいるのは見えた
(上れるかな...あんな高いとこ汗)
申し訳なさを感じながらも樹の部屋にある
机に椅子を乗せて登ると
160もない私でもなんとかとどいた
『樹こんなとこにいたんだ』
樹『えっ...A?
どうして汗』
『ご飯できたからって陣さんが...』
樹『それでわざわざここまで?』
樹は焦った様子を見せたけどすぐにまた
冷静な樹に戻って私を自分の方へ寄せた
樹『てかAどうやって上ってきたの?』
『えっと...樹の机と椅子借りた汗
ごめんね汗?』
樹『いいよ別に笑
でも思ったほどAってアクティブだね笑』
屋根の上に座り空を見上げる樹は
すごく絵になって本当に王子様だった
...でもその綺麗な横顔からは少しだけ
寂しさに似た何かも感じる
『ここって上れるんだね 知らなかった』
樹『ほんとはダメなんだけどね』
『えっ！？』
樹『危ないからダメって言われたけど...
時々こうやって上ってる
.
ここの人達と過ごす時間はすごく楽しい
楽しいけど...
.
.
時々1人になりたい時がある
そんな時いつもこうやって空見てる
でも...時々Aに来てほしい
このことは俺達だけの秘密にしてほしい』
俺達だけ...
その言葉を少しだけ強調する樹が可愛く感じて
小さく頷くと
.
樹『A...』
気づけば樹の腕の中
雲1つない空に浮かぶ月と星が
私をあざ笑うかのように...
.
私と樹を照らしていた
.
.
北人『....』
その光に照らされながら悲しげな顔をしている
北人がいたことを知らずに
.
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小田島陸 - 更新待ってます。 (2018年9月25日 21時) (
レス) id: 5915d49ecb (このIDを非表示/違反報告)
# 岩萌(プロフ) - Ch.08さんの作品ほんと好きです！これも、めちゃくちゃきゅんきゅんしました！これからも頑張って下さい^^ (2017年7月27日 18時) (携帯から) (レス) id: 32fbb0b927 (このIDを非表示/違反報告)
北人龍友 - 北人ヤバイーーわわわ///// (2017年4月17日 13時) (レス) id: 5224770d7d (このIDを非表示/違反報告)
北人龍友 - 続きが気になります！！ 更新待ってます！！！ (2017年4月17日 12時) (レス) id: 5224770d7d (このIDを非表示/違反報告)
剛典�称莟�(プロフ) - 北ちゃんはヤバい(//∇//) (2017年2月20日 17時) (レス) id: dc8031bdb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ch.08
| 作成日時：2016年8月27日 23時
