smile with… *皐月 葵* ページ28
『なんであんなこと…！？』
「…ゴメンって言ってるでしょ？」
困ったように笑う。
分かってない。
『…もう良いですよ。私なんてどうでも良いんでしょう？』
「そんなわけ…！」
『…じゃあなんであんなこと言ったんですか！
皐月くんって最低なんですね、前評判とは大違いでした…さようなら、お時間取らせてすみません。』
「ち、ちょっと、Aちゃんっ！？」
駆けた。
涙を置いて、駆け抜けた。
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事の発端は、数年前と言っても良いかもしれない。
正確には、約2年前。
私が、人生初の一目惚れをした瞬間。
『きゃ…！』
あの日、階段から落ちそうになった私を、
「いっててて…大丈夫？」
助けてくれた人。それが…
皐月葵。
それ以来、私は心の底で想い続けていた。
2年後の、昨日。
同じクラスになった今なら…そう思って、言った。
『…あの時、助けてくれてありがとうございました。』
「あ…あの時の！どうしたの、急に…？」
『………あの時から、好きでした…どうして欲しいとか、そういう、訳では、無いんです、けど、その…「ストップ。」ぇ……』
俯いた皐月くんが、口を開いた。
「………可愛い！」
『はい？』
「知らなかった！Aちゃんって、もっとマジメな娘かと思ってた！」
『はぃ……？』
私は、何故か身体の力が抜けていくのを感じた。
それと共に、顔に熱が集まった。
『え、いや、そんなことは…』
「俺も…実を言うと、教室入って、Aちゃんが見えて、すぐにあの時の子だなって、分かってさ…めっちゃ見てたんだけど…気づかなかった？」
『いえ全く。』
「ははっ、じゃあさ、今度の土日どっちか、一緒にどっか行かない？」
『はい…？』
こんな約束、しなきゃ良かった。
smile with… *皐月 葵*→←私だけの…*睦月 始*
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柿逢@みうる。 - 陽くんの、ドキドキが止まりませんでした！余裕たっぷりな陽くんが素敵すぎますね…！！股ﾄﾞﾝとかされてみたいですね(変態) そしてGenau!が好き(突然) (2015年7月23日 5時) (
レス) id: 11a84e1911 (このIDを非表示/違反報告)
紫鶯 - あわぁああああ！！吐血して良いですか！？(ゲホッ)病み始マジイケメン！！勿論、春聖母(笑)ホントここに文才の神居るわ……(笑)ありがとうございます！また良ければリクエストさせて下さい(*´∇｀*) (2014年8月4日 3時) (レス) id: 8f41f4df89 (このIDを非表示/違反報告)
なでっ子 - いえいえ<m(__)m>私も変な言い方してしまってすいませんでした。これからも応援させてください<m(__)m>続編楽しみに待ってます<m(__)m>＾＾ (2014年8月1日 15時) (レス) id: a39f8fa092 (このIDを非表示/違反報告)
藍華(プロフ) - なでっ子さん» すみません、それは単なるミスです…申し訳ありません！ (2014年7月31日 16時) (レス) id: a2cd4c3dee (このIDを非表示/違反報告)
なでっ子 - あ、そうじゃなくって、二話では始なのに。一話では新なんです (2014年7月31日 14時) (レス) id: 00c2e06e02 (このIDを非表示/違反報告)
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