392：助手席 ページ42
狎鴎亭のカフェでチャンミンを待つ。
大人の街。
個性的なカフェも多くて、ママもお気に入りの街。
白レースのブラウスにブルーのデニムパンツ。
足元は赤いエナメルのピンヒール。
少ーーーしだけ、大人っぽくしてみました。
マグカップの底が見えかけた頃、チャンミンからの着信。
「着いたよ」と一言聞いて、電話を切る。
バッグを掴んでお店の前に出ると車が停まっていた。
スモークガラスだけど、わかる。
そうっと助手席のドアを開けると、
サングラスをかけたチャンミンがハンドルを握っていた。
「ふっ お待たせ〜」
小さな顔に収まるサングラスが大きく見えて笑ってしまった。
「あはっ」
「えー 第一声がそれ？」
「ううん チャンミン超かっこいいね！」
「...///」
付き合いだして数カ月経つのに、
未だに何気ない一言に突然照れ出すチャンミンが可愛い。
「とっ とりあえずご飯食べに行こうか？」
「うん！」
「何がいい？」
そんなことを聞きながら私にシートベルトを締めてくれる。
「んー チャンミンのおススメは間違いがないから」
「チャンミンに任せるよ。あ、でも飲みたいかな」
サイドブレーキを降ろそうとして手を止めたチャンミン。
私の顔を覗くように身を乗り出してきた。
「...何かあった？」
「え？何もないよ？どうして？」
「ん〜... 飲みたいなんて言わないのに」
「たまには、そんな時もあるよ」
「チャンミンだって、飲んで寝ること繰り返した時期もあるでしょ？」
「あ〜ぁ。まあね...」
ブレーキをギュッと踏んで、サイドブレーキをおろす。
ゆっくりとブレーキから足が離れ、車が動いた。
「すぐそこのダイニングバーだから」
「事務所の先輩に教えてもらったんだけど、美味しいよ」
ぐいんとハンドルを回して右折。
華麗なハンドル操作にちょっと惚れぼれしながら見とれてしまう。
アックジョンの町並みが綺麗だから、尚更かな。
「何？」
見とれる私に気付いた彼が、横目で訴えた。
「私以外の女の子を助手席に乗せないでね」
「は？」
「...乗せたことあるの？そりゃ、あるよね...」
１人でガックリする私に『呆れた』という溜め息をついた。
その溜め息に嬉しさが混じっていることは、もうわかってる。笑
ラッキーアイテム
革ベルト
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あっきー - ユナさん 耳が弱点ですか！ ９に進むのに、少し時間がかかります。長期的に忙しい時期に入る頃なので。今週中には！ (2010年9月7日 1時) (
レス) id: 658ece7d5b (このIDを非表示/違反報告)
ユナ - 「ギュッと後ろから抱きしめられて耳にかかる吐息。」・・・抱きしめられるのは何度でも抱きしめてくれ〜！！なのですが、「耳に吐息」はたえれません〜。耳、弱いです(笑） (2010年9月4日 21時) (レス) id: a122ecdddc (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - 和美さん この後、順調に終わるはずは・・・ないですよね(笑) チャミくんを、応援してください。 (2010年9月3日 21時) (レス) id: ce9db05537 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - みしょさん うーん。なんだかみしょさまの心配が・・・当たってしまいそうな？(笑) (2010年9月3日 21時) (レス) id: ce9db05537 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - みつよ☆さん チェガン様に、たーんと萌えてください。あはは。 (2010年9月3日 21時) (レス) id: ce9db05537 (このIDを非表示/違反報告)
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