390：意外な同業者 ページ40
腕の使えないパクさん。
僕は咄嗟にパクさんに手を伸ばした。
間一髪。僕は彼女を身体全体で受け止めた。
「ふぅ〜 だからいいって言ったのに」
つい、出てしまった本音。
「すっ すみません！！！」
「あ゛ー！ 大丈夫ですかー！？」
ヒョンが大袈裟に騒ぎたてる。
僕はパクさんを立ち上がらせ、ベッドに座らせた。
「今わかりました 貴女のこういうところが怪我をする理由ですね」
「今後、気をつけて行動するようにして下さい」
「はい そうですね、気をつけます あはは」
「チャンミン ひどいよぉ！仕方ないじゃないかぁー！」
「パクさん、気にしないでください」
「いえ、チャンミンさんの言う通りですよ」
「私は普段からドジなんです すみません」
「僕らに謝る必要なんかないですよ」
「自分のために、自分を大切にしてください」
僕がそう言うと、彼女は『ありがとう』と言って微笑んだ。
「お仕事は？腕骨折しちゃって、大丈夫ですか？」
「...学生さんではないですよね？」
「チャンミン！失礼だろ？若くないって言ってるみたいだ。」
「何が失礼なんだー！？そういうヒョンのほうが失礼だろ！」
「あはは まあまあ。私は２５歳になりました」
「一応、音楽活動をしています」
「えっ！？」
同業者だと思えなくて、驚いてしまった。
「あ、やっぱりわかりませんよね？ふふふ」
「あっ！僕わかりましたよ！『ユイ』さんですか！？」
「あ〜 お父さんが俳優の！」
ひらめいたジュンスヒョンが大きな声で言った。
「わぁ 嬉しい！わかってくれるなんて！」
「コネみたいなものでCD出したんです 恥ずかしいけど」
「...すみません。僕、無知で...」
「いえ、良いんですよ 顔も知られてないし...」
「それにこの業界はむいてないんです。」
パクさんは悲しそうな顔をした。
「あの... ギター、弾けませんね...」
ジュンスヒョンまで、悲しそうな顔をした。
「いえ！指は動きます！変な支え方だけど、全然弾けます！」
僕に気を遣わせないようにしてくれたのか、
パクさんは無理矢理笑った気がした。
ラッキーアイテム
革ベルト
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あっきー - ユナさん 耳が弱点ですか！ ９に進むのに、少し時間がかかります。長期的に忙しい時期に入る頃なので。今週中には！ (2010年9月7日 1時) (
レス) id: 658ece7d5b (このIDを非表示/違反報告)
ユナ - 「ギュッと後ろから抱きしめられて耳にかかる吐息。」・・・抱きしめられるのは何度でも抱きしめてくれ〜！！なのですが、「耳に吐息」はたえれません〜。耳、弱いです(笑） (2010年9月4日 21時) (レス) id: a122ecdddc (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - 和美さん この後、順調に終わるはずは・・・ないですよね(笑) チャミくんを、応援してください。 (2010年9月3日 21時) (レス) id: ce9db05537 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - みしょさん うーん。なんだかみしょさまの心配が・・・当たってしまいそうな？(笑) (2010年9月3日 21時) (レス) id: ce9db05537 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - みつよ☆さん チェガン様に、たーんと萌えてください。あはは。 (2010年9月3日 21時) (レス) id: ce9db05537 (このIDを非表示/違反報告)
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