386：違う道 ページ36
夕方。
Aさんを連れて我が家へ帰宅。
「ただいま ママ〜？」
玄関から呼ぶと、パタパタとママが出てきた。
「なぁに？あ、お客さん...」
ビックリした様子のママと、ドキドキしたAさん。
「お久しぶりです。突然お邪魔してすみません。」
「なんだ Aちゃんだったのね！」
「初めからそう言ってくれればよかったのに〜」
ママが笑ってそう言ったので、Aさんもホッとした様子だった。
それから、夕食の準備中だったママを手伝うAさん。
私はパソコンみたりテレビみたり...
しばらくしてパパも帰ってきて４人での夕食となった。
我が家は基本的に和食メイン。
肉じゃがをつつきながら、パパが口を開く。
「いやぁ、来てくれて嬉しいなあ！」
「韓国へは、仕事？プライベート？」
「プライベートで来たんです」
「Aちゃんに案内してもらって観光して。」
「この子ったら、もう妹みたいに甘えてるのよ？」
ママが言う。
「いえ、私は妹がいないので仲良くしてもらえて嬉しいです」
「今日も楽しかったですよ。ね？」
私に話を振ってくれる。
食後。
コーヒーを淹れて、私達が買ってきたケーキを食べる。
Aさんが少し真剣な顔をしてﾌｫｰｸを置いた。
「あの... 昨日、ユチョン君と会ってきました」
突然切り出した話題に、両親は少し戸惑った。
「終わったこととはいえ、報道されたも同然のことで...」
「お互いに確認したかったんです。」
「...もうお互いに、違う道を歩んでいけるって」
言葉に詰まったAさんの手をママが握った。
そして「昌樹から、聞いてるわ？」優しくそう言った。
パパは「俺は聞いてないぞ！」とヤキモチを焼いていた。
「そこまで、理解してくれるんですか...？」
涙が溢れて来るAさん。
「家族だもの。あの子の傍に、いてくれるんでしょ？」
「はい。昌樹さんは私にとって必要な人で...」
「私も彼に必要とされる人間でありたいです。」
「「ありがとう」」
両親が声を揃えてそう言った。
私まで泣きそうになった。
そして、
ユチョンさんも自分で自分の道を歩いているんだなぁ。
そう思った。
これで... 完全に...。
ラッキーアイテム
革ベルト
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あっきー - ユナさん 耳が弱点ですか！ ９に進むのに、少し時間がかかります。長期的に忙しい時期に入る頃なので。今週中には！ (2010年9月7日 1時) (
レス) id: 658ece7d5b (このIDを非表示/違反報告)
ユナ - 「ギュッと後ろから抱きしめられて耳にかかる吐息。」・・・抱きしめられるのは何度でも抱きしめてくれ〜！！なのですが、「耳に吐息」はたえれません〜。耳、弱いです(笑） (2010年9月4日 21時) (レス) id: a122ecdddc (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - 和美さん この後、順調に終わるはずは・・・ないですよね(笑) チャミくんを、応援してください。 (2010年9月3日 21時) (レス) id: ce9db05537 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - みしょさん うーん。なんだかみしょさまの心配が・・・当たってしまいそうな？(笑) (2010年9月3日 21時) (レス) id: ce9db05537 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - みつよ☆さん チェガン様に、たーんと萌えてください。あはは。 (2010年9月3日 21時) (レス) id: ce9db05537 (このIDを非表示/違反報告)
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