378：蝉 ページ28
ジュンスヒョンと予定が合って、一息。
まあ、罪滅ぼしではないですけど、
僕はあまりにも無力なもので...
都会の蝉は、夜でも鳴いている。
蝉が夜は鳴かないと知ったのは、
地方出身のジェジュンヒョンが教えてくれたから。
あんな顔して、虫に詳しいんだよな(笑)
虫も殺せなそうなのに。ｸｸｸ...
夏の終わりが近づいて...
１人で公園で飲むのも、もうすぐ出来なくなるなぁ。
空になったビールの缶を、コンビニ袋に入れてバッグにしまう。
それにしても...
ヒョンに僕の好きな食べ物を聞いていたって...
この前のお弁当のことだったんだろうな。
レッスンが続いている僕に、スタミナ料理。
なのに僕は...
嫉妬が大きすぎて、Aの愛にも気付けなかった。
悪かったなぁ...
あの日 悲しそうな目で出て行ったAを追いかければよかった。
だけど、何をしても嫉妬に結び付けてしまう僕。
何を言い出すかわからないことが恐くて、遠ざけてしまった。
この１週間。
ただレッスンや雑誌の撮影に励んだ。
もう、私情を仕事に持ち込むことはしない。
それだけの分別は身に付けた。
あぁ...
２本買った缶ビール。
２本目を開けようとして、携帯ランプの点滅に気付いた。
３件が全て、Aからだった。
正直、ドキドキした。
戸惑いながら電話をかけようとした時、携帯が光った。
画面にAという名前が表示される。
「ひっ！」
なんでこんなに驚いているんだ。恋人からの電話だろう。
深呼吸して、電話に出た。
「...もしもし？」
『...公園で１人晩酌するって、本当だったんだ』
「えっ！？」
慌ててキョロキョロすると、すぐ後ろで声が聞こえた。
「この公園は、東方神起の行きつけなのかぁー！？」
そう言って、僕が座るベンチの端に座った。
Aが電話を切らないので、僕も電話を耳にあてたまま。
お互いに顔を見合うこともせず、並んで座っている。
ふと耳元で鼻をすする音が聞こえた。
電話を離してAを見ると、涙を堪える彼女がいた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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あっきー - ユナさん 耳が弱点ですか！ ９に進むのに、少し時間がかかります。長期的に忙しい時期に入る頃なので。今週中には！ (2010年9月7日 1時) (
レス) id: 658ece7d5b (このIDを非表示/違反報告)
ユナ - 「ギュッと後ろから抱きしめられて耳にかかる吐息。」・・・抱きしめられるのは何度でも抱きしめてくれ〜！！なのですが、「耳に吐息」はたえれません〜。耳、弱いです(笑） (2010年9月4日 21時) (レス) id: a122ecdddc (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - 和美さん この後、順調に終わるはずは・・・ないですよね(笑) チャミくんを、応援してください。 (2010年9月3日 21時) (レス) id: ce9db05537 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - みしょさん うーん。なんだかみしょさまの心配が・・・当たってしまいそうな？(笑) (2010年9月3日 21時) (レス) id: ce9db05537 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - みつよ☆さん チェガン様に、たーんと萌えてください。あはは。 (2010年9月3日 21時) (レス) id: ce9db05537 (このIDを非表示/違反報告)
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