345：不思議でたまらない。 ページ45
ユチョンさんにすがることなんて、絶対に出来ない。
チャンミンが怒るから ではない。
すがるべき相手ではないから。
悲しみをぶつける相手ではないから。
『A！何があった？言えよっ！』
「...約束を破って、すみません」
「本当に 申し訳ありませんでした では...」
何か言おうとしていたみたいだったけど、
私はそれを無視して電話を切った。
男の人の前で泣いちゃいけない。
涙を道具にするような女みたいで、すごく嫌だ。
強い自分でありたいと思う。
電話を切った後、携帯の履歴を見る。
ユチョンさんから３件の着信があった。
いつの間にか、時刻はお昼をまわっていた。
「あ〜 ボーっとしすぎて気付かなかった」
「こりゃ 重症だなぁ...」
チャンミンからは、一件もない。
あの後 どうしたんだろう。
チャンミンのことだからちゃんと１０時に仕事場に行って、
今頃 会食で美味しいもの食べてる頃かなぁ...？
「やっぱり ここかよ...」
えっ...？
低いその声に振り向くと、
ユチョンさんが息を切らして立っていた。
ハァ ハァ言いながらベンチの前に歩いて来て、
私の前で止まると、その場にしゃがんだ。
「やぁっぱり泣いてるじゃん...」
「えっ いや、違いますっ」
涙の後を拭き取ろうとすると、両手をギュッと掴まれた。
「何も違くない。」
真っ直ぐな目で、じっと私を見つめてきた。
『穏やかさと温かさで出来た瞳』と言えるくらい、
癒しのオーラを出していた と思う。笑
そんなユチョンさんの顔を見て、また泣いてしまった。
もう、ダメだよぉ。
誰であろうと、今 優しくしないでよ...
涙が止まらなくなっちゃうから。
...なんで皆、こんな凡人の私に関わってくれるの？
どうして親切にしてくれるの？
それが不思議でたまらない。
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革ベルト
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あっきー - みしょさん ズンちゃんの癒し笑顔、ユチョンの癒しの笑顔に負けませんよね(笑) いや、全員それぞれタイプが違うから、１番とか決められないけど。(笑) (2010年8月17日 11時) (
レス) id: d38dbda38d (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - ゆちょまなさん ただいま！また、温かく見守ってやってください。 (2010年8月17日 11時) (レス) id: d38dbda38d (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - ちゃなさん チャンミン・・・・。そうですよね。ありがとうございます。頑張ります。 (2010年8月17日 11時) (レス) id: d38dbda38d (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - ＨＩＲＯさん 揺れまくりです(笑) ありがとうございます。これから書きます！ (2010年8月17日 11時) (レス) id: d38dbda38d (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - ＫＴさん 無意識にジュンちゃんびいきに書いちゃっているかなぁ・・・と思ったり(笑)そろそろ、どうにかしなくちゃ。 (2010年8月17日 11時) (レス) id: d38dbda38d (このIDを非表示/違反報告)
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