331：来週 ページ31
付き合っているくせに、
チャンミンの好物も知らなかったのか...
そんなことを思いながら、
買った物を冷蔵庫に入れていると、
バッグの中で携帯が鳴った。
チャンミン！
急いでバッグの中をかきまわして携帯を見る。
国際電話だった。
「もしもし！？Aさん？」
『Aちゃん ごめんね、突然...』
久々に聞く彼女の声は、弱弱しかった。
色々あったからね。
意外と 近い人同士の人間関係ほど神経使うもの。
「いえ、私は全然平気ですが...」
「お兄ちゃんとか...どうですか？」
実際、自分の事でいっぱいで。
兄と婚約者の関係はよく把握できていなかった。
両親もあまり話してくれなかったし。
『...あのね、来週末 韓国に行くことになったの』
「えっ？」
『ユチョンに...会うために』
「えっ... それって...」
『さっき電話きて、会って話したほうがいいって言われて...』
「...」
『...あっ より戻すとかそんなじゃないよ？』
『ユチョンはキッパリ断ち切りたいんだと思う』
『...私も、そうじゃなきゃいけない』
「...そうですか」
『ユチョン忙しいみたいだから 私が行くの』
『それで、韓国初めてだし...』
「あっ 色々出来ることはしますから言ってください」
『ユチョンと会うのに、来てくれるかな...』
『さすがにツーショットはまずいし』
『会うにも場所とかわからないし...』
「...はい 私でよければ 泊まる所は？」
「よかったらうちに来ますか？」
『まだ御両親にはお会いできなかな...』
『ケジメつけて、ちゃんと話しに行くよ』
『ホテルはユチョンが取ってくれたみたい』
「えっ？」
『心配しなくても、シングルだから(笑)』
「...い、いやぁ...ハハ ///」
『昌樹もね、「行って来い」って言ってくれた』
『彼には本当に感謝している』
『今回傷つけたことは、彼にもご家族にも申し訳ないよ...』
「...昔のことですから！私達は平気です」
「お兄ちゃんは妹でもびっくりするくらい優しいから」
『ふふ 本当にね。ありがとう。』
『ついでに観光もしたいの 付き合ってくれる？』
「もちろん！」
電話を切って、少しドキドキした。
来週、ひとつの恋に終止符が打たれる。
それによって、何がどう変わるのか。
...何も変わらないといいな。
ラッキーアイテム
革ベルト
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あっきー - みしょさん ズンちゃんの癒し笑顔、ユチョンの癒しの笑顔に負けませんよね(笑) いや、全員それぞれタイプが違うから、１番とか決められないけど。(笑) (2010年8月17日 11時) (
レス) id: d38dbda38d (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - ゆちょまなさん ただいま！また、温かく見守ってやってください。 (2010年8月17日 11時) (レス) id: d38dbda38d (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - ちゃなさん チャンミン・・・・。そうですよね。ありがとうございます。頑張ります。 (2010年8月17日 11時) (レス) id: d38dbda38d (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - ＨＩＲＯさん 揺れまくりです(笑) ありがとうございます。これから書きます！ (2010年8月17日 11時) (レス) id: d38dbda38d (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - ＫＴさん 無意識にジュンちゃんびいきに書いちゃっているかなぁ・・・と思ったり(笑)そろそろ、どうにかしなくちゃ。 (2010年8月17日 11時) (レス) id: d38dbda38d (このIDを非表示/違反報告)
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