304：大切なこと ページ4
私はチャンミンの『彼女』である実感はないと思っていた。
チャンミンは東方神起のメンバーで、
何カ国もの間で実力が認められているスター。
そんな彼が私の彼氏なわけではない。
...そう思っているつもりだった。
だけど、結局他の人に優位を感じていたのだ。
きっと...
ユチョンさんやジュンスオッパと親しくしてもらうことも。
彼らの何も知らないのに。何者でもないのに。
ぼんやり考えていると、チャンミンが私を呼んだ。
「A？お父さんが呼んでるよ？」
「えっ？」
顔をあげると、ドアを半分開けてパパが顔を出していた。
「あっ ごめんなさい ボーっとしてた」
「なんだよぉ ノックもしたんだぞ？」
「ごめん で、何？」
「あ〜 そうそう。あれだ！」
「記者にアドレスや仕事がバレている以上、家もバレているはずだ」
「えっ？」
「日本の記者だから、韓国の家はあれだけど...日本の家はなぁ」
チャンミンもうんうんと頷いている。
「だから一応、気をつけて生活してくれ」
「まあ、気をつけろと言っても普通にしてくれればいい」
「...あと！チャンミン君に迷惑かけちゃダメだぞ？」
「我が家なんかより絶好の獲物なんだからなぁ〜」
「...わかってるよ」
パパは、ハハハ〜なんて暢気に笑っている。
チャンミンは軽く笑いながら『いやいやいや...』...と。
「私そろそろ行かなくちゃ...」
「パパ、ちょっと出かけて来るね」
「ん？ああ、気をつけてな」
「うん」
「...チャンミンは？タクシー呼ぶから途中まで乗って行って」
「...わかった」
『それならタクシー呼んでやろう』とパパが電話しに出て行った。
「...お父さん、気さくで優しいね」
「...うん でも、厳しいよ。怒ると恐いし...」
「...僕の父さんもそうだよ...」
「...そっか」
ボソリ...ボソリ...と、そんな会話。
「ほら、もうタクシー来たぞ〜！」
パパが、陽気な声で私達に声をかけた。
官僚な父がこんなことまでしてくれるなんて少し可笑しい。
そんなことをことを考えて笑いながら、
緊迫した空気をぶっ壊してくれて『ありがとう』と思った。
のんきって、大切な事だよね。
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あっきー - みしょさん ズンちゃんの癒し笑顔、ユチョンの癒しの笑顔に負けませんよね(笑) いや、全員それぞれタイプが違うから、１番とか決められないけど。(笑) (2010年8月17日 11時) (
レス) id: d38dbda38d (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - ゆちょまなさん ただいま！また、温かく見守ってやってください。 (2010年8月17日 11時) (レス) id: d38dbda38d (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - ちゃなさん チャンミン・・・・。そうですよね。ありがとうございます。頑張ります。 (2010年8月17日 11時) (レス) id: d38dbda38d (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - ＨＩＲＯさん 揺れまくりです(笑) ありがとうございます。これから書きます！ (2010年8月17日 11時) (レス) id: d38dbda38d (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - ＫＴさん 無意識にジュンちゃんびいきに書いちゃっているかなぁ・・・と思ったり(笑)そろそろ、どうにかしなくちゃ。 (2010年8月17日 11時) (レス) id: d38dbda38d (このIDを非表示/違反報告)
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