260：そっくりさん ページ10
「あ、やばい 気付かれちゃったよ！」
振り向いた私達に気付いて、誰かがそう言った。
そこにいたのは男女４人グループだった。
「でも！まじかっこいいんだけど〜」
しかも、聞こえてきたのはギャルっぽい日本語だった。
日本人観光客？？？
「やっぱ韓国人って背が高くてスタイル良いんだね」
「でも本当にチャンミンそっくりだよね！？」
「思わず盗撮しちゃったもん！あっはっは〜」
「はぁ？俺 全然顔とかわからないから〜」
興奮する女子２人と、ちょっと呆れた男子２人。
それを見て 私は思わずチャンミンのほうを向くと、
キャップは被ったまま、彼もキョトンとしていた。
そして私の耳元で囁いた。
「(...ねぇ！本気で僕のそっくりさんだと思ってるのかな？)」
「(多分...笑)」
近くのベンチに座った彼女達の会話は、続く。
今のうちにそろそろ退散しなくては！
「あ、帰っちゃう〜 ナンパでもすればよかった」
「あんた、隣に彼氏がいてよく言えるねぇ」
「あ、大丈夫。いつものことだから」
あはははっ
可愛らしい会話に、微笑ましくなった。
私の手を取ったチャンミンも、なんだか和やかだった。
「さて、こんなの序の口だよ？Aわかってる？」
「あっちに着いてからが大変なんだからね？」
「わかってるよ〜」
落ち着いてそう言ってるけど 内心ひやひやしたくせに！
そんなことを考えて、また笑ってしまった。
案の定、チャンミンがジロリって、私を見た。
自然に荷物を運んでくれて、後部座席に入れてくれた。
ドアをバンっと閉めると、笑いを堪え切れていない私を見た。
「ま、いいよ。僕は笑顔のAが好きなんだ！」
「えっ！？///」
「ｸｯｸｯｸｯｸ...」
「...あ、またやられたぁ〜」
チャンミンは手を叩いて大笑いして、運転席に乗り込んだ。
続いて、私も助手席に乗り込んだ。
広場ではさっきの４人組がまだこっちを見ていて、
１番騒いでいた女の人が手を振っていた。
チャンミンは、わかえいやすいようにペコっと大きく頭を下げた。
『キャー』とも聞こえてきそうなテンションで、
彼女たちは笑いながら喜んでいた。
「あ、写真大丈夫だったかなぁ？」
「平気だよ 僕のファンならね」
「あっそ♪」
さぁ、釜山までもうひと踏ん張りですよ！
ラッキーアイテム
革ベルト
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あっきー - 和美さん ジュンちゃん、重大発表ですな！うん！ (2010年7月26日 23時) (
レス) id: 730081ec28 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - けちょんさん チャミ様マンセー！ 更新、頑張ります！ありがとう！！！ (2010年7月26日 23時) (レス) id: 730081ec28 (このIDを非表示/違反報告)
和美 - 仕方ないっす〜〜！！ジュンちゃんなんだろ？？ (2010年7月26日 13時) (レス) id: 10e480d67a (このIDを非表示/違反報告)
けちょん - はじめましてぇ！！毎日毎日楽しみにしてます！！！チャミ様ﾏﾝｾーな私（笑）とても今幸せ(￣▽￣〃)更新頑張ってください！！ (2010年7月26日 1時) (携帯から) (レス) id: a096ee6ad4 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - 和美さん ユノをＫＹに描こうと思ってなくても、イメージで描くと結局ＫＹになってたり・・・(笑) ユノペンさんすみませんm(__)m (2010年7月23日 23時) (レス) id: a1c082249d (このIDを非表示/違反報告)
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