273：美味しいもの ページ23
一度ホテルに戻り、車を停めた。
晩くまでやっている有名店を紹介してもらい、
ホテルの側だったので歩いて移動した。
そしてすごく遅い夕食となった。
店内は空いていたので、ゆったり出来た。
人層も落ち着いた感じだったので、更に安心した。
Aはメニューを広げ嬉しそうに眺めている。
「チャンミン！私、フェが食べたいよ」
「あ、でも肉類と魚介類の盛り合わせも頼みたい！」
「はははは〜 僕もそれ思った！」
結局海鮮鍋と盛り合わせ、お刺身も頼んだ。
「こんな夜中になるなんてね」
「今回初めての失態だ！あぁ〜」
「あはは でも楽しいからいいねえ」
Aはケラケラと笑った。
さっきまで無口だったりしたから、ホッとした。
焼き網に点火され、肉や魚介類が並べられていく。
ご主人が一通り並べてくれると、
『ごゆっくり』と笑って奥へ去って行った。
パチパチ...ジュワジュワ...
すごくいい音が、僕の食欲を掻き立てます。
すごい。ジューシーさが目でわかります。
ジュワジュワ....
ああ、ジュンスヒョンの...
いや、やっぱり言うのを止めておきます。
焼き網から滴りだす油と、口の中で湧きだす唾液。
堪らなくなった様子のAがトングに手を伸ばすので、
僕はすぐにトングを取り上げてそれを止めた。
「なにするの？チャンミン！」
「まだ早すぎるだろ〜？置いたばかりじゃないか！」
並べられた肉はまだピンクのまま。
それを見たAはへへへと笑った。
「Aはせっかちだなあ〜」
「まったく 食いしん坊だなあ」
「チャンミンだってさっきから目が本気だよ！」
「何回も喉ならして唾飲みこんでるしね」
「くぁ〜 我慢してるんだよお」
「いひひっ か〜わいいね〜」
ああ、こんな一面もあるんだな。
そう思った。
焼き網を前にして目を輝かせる、飾らない彼女。
とても微笑ましくて、愛おしいです。
「食いしん坊Aも可愛いなあ」
Aは少し頬を膨らませて、眉をしかめた。
ハハハハ
美味しいものは、人を元気にします。
ラッキーアイテム
革ベルト
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あっきー - 和美さん ジュンちゃん、重大発表ですな！うん！ (2010年7月26日 23時) (
レス) id: 730081ec28 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - けちょんさん チャミ様マンセー！ 更新、頑張ります！ありがとう！！！ (2010年7月26日 23時) (レス) id: 730081ec28 (このIDを非表示/違反報告)
和美 - 仕方ないっす〜〜！！ジュンちゃんなんだろ？？ (2010年7月26日 13時) (レス) id: 10e480d67a (このIDを非表示/違反報告)
けちょん - はじめましてぇ！！毎日毎日楽しみにしてます！！！チャミ様ﾏﾝｾーな私（笑）とても今幸せ(￣▽￣〃)更新頑張ってください！！ (2010年7月26日 1時) (携帯から) (レス) id: a096ee6ad4 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー - 和美さん ユノをＫＹに描こうと思ってなくても、イメージで描くと結局ＫＹになってたり・・・(笑) ユノペンさんすみませんm(__)m (2010年7月23日 23時) (レス) id: a1c082249d (このIDを非表示/違反報告)
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