30：泥酔 ページ30
ユチョン様のカードで支払いが済まされ、
A達は４人で店を出た。
「ミンジョン 家はどこだ？」
ジュンスが酔ったミンジョンの肩を支える。
「おっと！ スキャンダル〜」
「ユチョンもふざけてないでさぁ〜も〜」
「ジュンスさん、ミンジョンの家知っています」
「私が送っていきますよ。」
「でも、それじゃ、Aちゃんが危ないじゃん」
「大丈夫ですよ。慣れてる道だし。」
「そうじゃなくって〜...」
「あはっ じゃあ、ﾀｸｼｰで皆で帰ればいいよ」
「順に降ろしていけばいいじゃん」
「おっ ユチョナ〜 ナイスアイディア〜 いぇ〜」
この２人、完全に酔っ払いじゃん。
この人達こそ、送り届けないと危ないよ(苦笑)
「お〜 じゃあジュンスが１番先だな」
「そうかぁ〜 寂しいな〜 うわははは〜」
「次がミンジョンで、ユチョンさんですね」
「「はぁい〜♪ 」」
「も〜 結局みんなベロベロじゃない〜(ToT)」
運転手さんを振りまわして、各家を回った。
「じゃ、ちょっとミンジョンを送ってきます」
「少しだけ待ってて下さい」
『はいよ〜』と答える運転手さん。
「ユチョンさん？大丈夫ですか？」
「大人しくしててくださいよ？」
「はいは〜い♪」
「ほら、ミンジョンしっかりして」
ミンジョンをお母さんに渡して、
タクシーに戻るとほぼ熟睡のユチョンがいた。
「ユチョンさん？次降りなくちゃ。」
「住所がわかりませんよーっ！」
「ふぁ〜い」
「ちょっと！起きてください！」
「ふ〜ん♪」
ユチョンの手がAの腰に回る。
「ちょっとユチョンさん！？」
「お客さん、どの辺で停まればいい？」
「えっ あ、すみませんっ」
Aはベロベロのユチョンを支えて、
人気の無い場所でタクシーを降りた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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