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大｢……ごめんいきなり…｣
長い長い、甘い甘いキスのあと、唇を離した彼が鼻を掻きながら言った
｢いえ……｣
．
謝らないで…
．
謝られたら
．
やっぱりこの恋に未来などないんだと
．
．
実感してしまうから…
．
．
大｢おれ…とめらんなくて…｣
｢あの…？｣
大｢なんかもう……好きすぎてとめらんね…｣
そう呟いた彼が、切なそうにあたしを見つめるから
あたしも同じ気持ちですって伝えたくて
彼に触れるようなキスをした
．
大｢Aちゃん…！…あの…さ…｣
｢はい…？｣
大｢おれ…こーゆーこと言うの、あんま好きくねんだけど…さ｣
｢…？｣
大｢おれんになってほしんだ…｣
｢あの…それって…？｣
大｢おれ…なんつーか、マイペースだしさ、仕事も…あれだし、もしかしたら、Aちゃんに寂しい想いとかさせっかもだけど…｣
｢……｣
大｢だけど、ちゃんと想ってるから。Aちゃんのこと、ちゃんと守っから。｣
｢大野さん…｣
大｢だからさ、おれんになって…ください｣
｢…あたしで…いいんですか…？｣
大｢ん。｣
｢あたしに…大野さんを支えることはできますか…？｣
大｢支え？｣
｢はい｣
大｢んー…支えっつーかさ…｣
｢はい…？｣
大｢となりで笑ってて？｣
｢えっ…｣
大｢そんだけでじゅーぶん｣
｢大野さ…｣
大｢あっ…ちょっまった！｣
｢えっ？｣
大｢いや…さ…出来ればその…笑ってる以外にもさ、ちょっとは…くっついたりとか…したいから…っておれ何いってんだ…//｣
｢…ふふっ｣
大｢ゎらうなよう…｣
｢だって…なんか大野さんかわいくって！｣
大｢かわい…くはねぇよ｣
｢可愛いですよ？｣
大｢おれはAちゃんのがかわい｣
｢…///｣
大｢かわいすぎて、すきが止まんね…｣
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作者名：紗愛(サラ) | 作成日時：2012年1月17日 8時
