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汐留か…
そんなに遠くないし、急げば休憩時間内に行って来られるかな
ミ｢Aさん？｣
｢あっ、ミーちゃん、今から空いてる？ちょっと付き合って欲しいとこがあるんだけど｣
．
．
戸惑いながら頷くミーちゃんと共にエントランスへやってくると、タカがこっちを見て呆れたように言った
孝｢お前携帯と財布取りに行くのに何分かかってんだよ？｣
｢ごめんごめん！でさ、あたしちょっと用出来ちゃったからミーちゃんにランチ奢ってあげて！｣
ミ｢えっ？Aさん？｣
孝｢はぁっ？｣
｢ミーちゃん平気？タカと二人なんだけど…嫌だったら言ってね？｣
ミ｢いえ…あの…板谷さんが良ければ…///｣
｢じゃあ決まり！タカ、ミーちゃんよろしく！｣
孝｢ちょっ…A！！
ったくアイツ何考えてんだか…｣
ミ｢あのっ…もしあれだったら私…｣
孝｢あ、違う違う！ごめんね？じゃあ…行く？ランチ｣
ミ｢…っっ！はい！！｣
．
．
．
｢ちょっと待っててもらえますか？｣
タクシーのドライバーにそう告げてから、交番へ入ると丁度、スーツ姿の男性が携帯電話を警察官に手渡しているところだった
｢あのすみません！それあたしのです！｣
男｢あ、電話の？｣
｢はい、大野さんですか？｣
男｢あ、いえ、代理の者です｣
警｢身分証と、一応ここサインして頂いてもいいですか？
そうしたらコレ、持ってってもらって構いませんので｣
｢はい｣
男｢じゃあ私はこれで｣
｢ありがとうございました！大野さんにも、よろしくお伝えください｣
男｢では｣
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：紗愛(サラ) | 作成日時：2012年1月2日 22時
