37話 ページ39
千空
「正体が分かればもう敵じゃねえ
あとはガンガンサルファ剤ぶち込むだけだ!!!」
コクヨウ
「まだ言うか貴様!!!!!
その妖術の毒をー」
後ろで凄まじい衝突音がして振り返るとコハクちゃんがさっきの私みたく千空くんとコクヨウさんの間に割って入って守っていた
『コハクちゃん!!!』
コハク
「A大丈夫だ。
父上これは妖術などというまやかしではない!
科学という人類の英知の結晶なのだ。
私は科学を
そして千空を信じている!」
その言葉を聞き、私たちは強く頷いた
ジャスパー
「Aとやら、ルリ様が飲まれたものはいいものなんですね?」
『はい。私も今日もですが…それよりも以前飲みました。
ですがルリ様のお体はは菌と戦って頑張って直そうとしています。
苦しいでしょうがもう少しの辛抱です。』
ルリ
「手を…」
手を私の方にルリ様は伸ばしてくれ、
『仰せのままに。
ルリ様。
苦しいですよね大丈夫ですよ。
科学を信じましょう。』
しばらくして落ち着いてき、体を起こしたいとおっしゃるので手を添えてゆっくり起こす
ルリ
「あなたは…優しいですねA」
『そうですか?』
ルリ
「自分の事のように感じて苦しそうな顔をしてくださいますからね…」
『私もルリ様と同じ病気になったことがあるんです。
だからこそ…苦しさはわかるんです…』
81人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ある | 作成日時:2021年2月6日 5時