[Dr.STONE]君ともう一度会えたなら (ページ3)

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1話ページ3

[パキパキ]

何かが割れる音がして目を開けると

体から石の破片がパラパラと落ちた

よく見ると体に毛皮がかけられていて、

洞窟のような場所で横たわっていた

起き上がり足元を見ると

A先輩起きたなら、服を着て川をくだってこい

書かれていた通り服を着て外に出て絶句した。

なぜ森の中に居るんだろう私は高校に居たはずだ。街すら無くなっている……

川を下ったところにあったのはツリーハウスだった。

中から見慣れた頭が見えた

千空
「ようやくお目覚めか。A先輩。」

『どうして私たちがいた高校とかがないの?』

千空
「ここは3700年後の世界だ。」

納得した。建物とかが無くなってても不思議じゃない

『もしかして道中にあった人型の石って…』

千空
「人間だ。」

『ってことは……私の彼も……石化してるってこと…?』

千空
「そうなるな…それと、司って知ってるか?」

『獅子王……?テレビに出てる人?』

千空
「そうだ。あいつ復活させたんだが……大人の石像をぶっ壊しててな……」

『なるほど……人殺.しなのか…』

千空
「A裁縫少しできるだろ。」

『まあ…杠ちゃんより劣るけどね』

千空
「舐めしてある毛皮で服を作ってくれライオンの毛皮もあるから自由に作ってくれ。

頼むわー」

『あいよ。余ったら帽子作っていい?』

千空
「ああ。もちろんいいぞ。

実におありがてー

正直女の服はわからなくてな…

午後にアイツらが帰ってくるからそれまでにできるか?」

『問題ない。サイズは?』

千空
「杠のサイズでいい。なるべく着せやすい方がいいな自分のも作ってしまえ。」

『任せて。』

服2着と帽子を仕上げ、

杠に着せてあげる頃には2人が帰ってきた

『よろしく司くん。私はAだ。大樹たちの高校の先輩にあたる。』

司
「これからよろしく」

『ああ。』

自己紹介もほどほどに、その日は終わった。