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123話試験 ページ26

「ぉのくいこど」



運良く人のなりをしていないものと当たった



『我が苗字花袋の名のもとにあなた方の祓魔を行う。』






軽く飛ぶと頭頂部を狙い刀を振り下ろした





途端黒い液体(けがれ)が出てくるが構わず切った。





刀を横に薙ぎ払い黒い液体を落とし鞘に納めた






『ふぅ…どうか来世では幸せになれますように』





負の感情の集合体だとしても一種の生き物に変わりはない




「きゃああああああああああああぁぁぁ」








今の悲鳴さっきの子の声何かあったのだろうか








草木を避けつつ悲鳴の方に最短距離で駆け抜ける



魔は人型を模していただからあの子切れなかったのか




『我が魔力を糧としてかの者の動きを留め給え』





「なけいうごい」



悲鳴の主であろうさっきの子の間に体を滑り込ませ勢いよく刀を魔に向かって振るった




「君はさっきの!??試験なんだし見捨てて取りに行けば良かったのに!!!」







『バカ言わないでください!



あなたは祓魔師になって任務の度に報酬欲しさに誰かを見捨てるんですか





私は試験だろうが他の人を見捨てポイントをとるなんて選択肢は1つもない!』




「……その通りだ。助けに来てくれてありがとう。」







『はい。動けそうですか?』




「生憎足を痛めてしまったようで…」




『なら、抱えていきます。』






「無茶だ!」







『大丈夫です!強いので!』



今持ててるとはいえ……同じぐらいの体格を長時間運ぶのはさすがに体力的にきついだろうし、





森の入口に誰かいるだろうしそこまで運ぶか




『入口に送ってっても大丈夫ですか?』




「お願いする…ありがとう。」






_景くん、景くん



念話を繋ぎながら入口に向かって下山する



_お?どうした?





_怪我人が居るから入口連れて行くね




_なら救護班向かわせておくな。






『今救護班を向かわせてくれてるらしいので、それまで頑張りましょう。』

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:ある | 作成日時:2021年11月13日 17時

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