116話電話 ページ19
『もしもし?晴くん?』
甲斐田
「間に合った?」
『ギリね。まさか施設内にお社があるとは…
晴くんが知ってて飛ばなきゃ間に合わなかった…』
甲斐田
「今度、結界張りに行こうか…」
『お願い。ほんとに肝が冷えた…景くんが配信覗かなきゃ今頃…』
灰くんは…そこまで考えて頭を振って思考を中断した
甲斐田
「黛さんの部屋のドアの前にまさか魔が来るなんてね」
『魔の残骸どうしたらいい?部屋に寄せてあるんだけど…』
甲斐田
「今むぅに取りに行かせるから、ベランダに出しておいてくれって長尾が言ってたよ」
『刀も持って行ってもらおうかな…』
甲斐田
「念の為結界張るまで少しそのまま持ってて。」
『わかった。』
チリンっと鳴る魔の頭をベランダに置いた
甲斐田
「なんか違和感なかった?」
『んー…お社が禍々しかった気がするなんかよくわかんないけど…』
甲斐田
「忘れられてお怒りなのかな…官吏も…藤士郎も連れてくか」
『だったらどうせなら景くんも連れて泊まってっかない?
子供の相手私と景くんでやっとくとスムーズに行くんじゃない?』
甲斐田
「そうだねそうしよっか。
しばらく稽古休みにして、大学と警護に集中しなよ!」
『いいの?』
甲斐田
「うん。心配で怪我しちゃってもだし…
早めにまた長尾達の予定聞いてわかり次第連絡するね」
『うん。泊まりの日のことは先生たちにも話通しておくね
またね晴くん』
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作者名:ある | 作成日時:2021年11月13日 17時