暗殺教室出身の少女は今日も頑張ります！２ (ページ9)

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7話ページ9

みんなと別れ、帰路に着く頃にはすっかり暗くなっていた

［コツコツ］

［コツコツ］

つけられてる…?またみんなかな…?

［prrrr］

誰だ?あ、陣平くん

『あのさぁつけるのやめてもらえない？』

松田
「は?俺ら昼間はつけたけど今は寮だぜ?」

『えっ…じゃあ…誰!?』

松田
「切らずにどこにいるか教えろ。もし近くにコンビニあるならそこで時間潰せ!その間後ろ向くなよ!?」

『わかった…今米花大学の傍で近くにコンビニある。』

松田
「ちけぇなすぐ行く。萩、教官に言い訳よろしくな」

萩原
「は！？陣平ちゃん！？」

いざとなるとこんなに怖いんだ…倒し方知ってるけどこんなんじゃダメだ…

部隊組んだのに・・・・

これじゃ警察としても

『情けないよなあ・・・・』

松田
「情けなくねえと思うぞほら帰んぞ」

『じ・・んぺいくん・・・』

松田
「怖かったか？もう少し頑張れ……ちょっと走るぞ？」

『うん・・・！』

走って角を曲がるとさすがに見失ったようだった

松田
「もう行ったな……大丈夫だからな・・安心しろ」

『今日だけ・・・ぐすっ・・・・』

松田
「いくらでも胸貸すから思いっきり泣け」

［ポンッ］

『グスっ……ありがとう……』

松田
「なあ……」

『どうしたの?』

松田
「お前と昼の奴がやろうとしてる事って犯罪じゃないんだよな？」

『断じて犯罪じゃない私の恩師のような人を二度と出さないためにあるのだから

これ以上詮索はしないで欲しい。』

松田
「ああ。詮索はしない。昼間のことは気にするなよ?」

『ありがとう……』

松田
「帰んぞ!萩もみんなも心配してる」

『うん!』

寮に入った途端研二くんが飛びついてきた

萩原
「心配したよ!A!急にじんぺいちゃんもじんぺいちゃんで言い訳よろしくって言って出てくからさ!」

『ごめん研二くん!』

伊達
「早く教官に帰ったって行ってこい!それから飯食いに行くぞ」

『はーい』

『鬼塚教官ただいま戻りました』

鬼塚教官
「わかった。帰りに事件に巻き込まれたようだったが大丈夫だったか？」

『なんとか・・・帰り道にストーカーにあってしまって・・・・松田陣平さんが来てなかったら危なかったです…今日は散々でした…』

鬼塚教官
「ああ、松田が外出届なしで飛び出してったのはそういうことだったのか・・・ならばお咎めなしだな。」

『ありがとうございます』