20話 ページ22
『かっこいいんだよー!あれ…』
ぐらっと傾く体は重力に逆らえずそのままベットに吸い込まれた
松田
「A!!」
イリーナ
「A!!」
『あー...ごめん…まだ貧血っぽくて…』
松田
「まだ寝てろ…無理すんな…じゃあそろそろ帰るな。また来る。Aのお母さんあとはお願いします」
イリーナ
「わかったわ!来てくれてありがとね」
『うん!陣平くんありがとう!』
イリーナ
「大丈夫?」
『うん!お母さん大丈夫だよ!』
イリーナ
「本当は痛いんじゃないの?」
『うぐっ…痛いです…』
イリーナ
「じゃあ寝てなさいよ!じゃないとプリンあげません。」
『ぷ、プリンだと!?寝ます寝かせていただきます』
イリーナ
「よろしい。じゃあ私明日のお昼頃に来るわね」
『うん!ありがとう!』
2人が居なくなって少し寂しかった。
痛み止めが効いてくる頃部屋を抜け出し屋上に向かった
今夜は満月だったはずだ。
期待を胸に屋上のドアを開けると風がこちらに吹き込んだ。
風が強いのかなと思ったでも、それは開けた瞬間だけで、程よい風だった
鳥が羽ばたく音がして頭上から声がした
?
「おや?先客が居ましたか」
『ああ。確かあなたは怪盗キッドさんですか』
怪盗キッド(初代)
「よくおわかりで」
『私の母が詳しいんですよ』
怪盗キッド
「ほう。なるほど…あなたはここで何を?」
『私は夜風に当たりたかったから来たんですよ。ひとつ聞いてもいいですか?』
怪盗キッド
「はい。」
『黒羽盗一さんですよね?』
怪盗キッド
「!?いやいや人違いですよ。お嬢さん」
『確証はありますよ。虹彩、それから、耳』
黒羽
「お手上げだ。何が目的だ?」
『私はただ、あなたに忠告したかっただけですよ。
ただ、運良く会うことが出来ると思っていませんでしたがね…
単刀直入に言います。あなたは狙われているかもしれません。
ショーの時は自分以外信用しないことです。
外れるかどうかもご確認なさってください。
もし、偽装死をなさるのでしたら、こちらの番号に電話を。
スカイダイビングに用があるって言ってください。』
黒羽
「君は一体…」
『私はただの警官見習いですよ!まあ、あなたを逮捕する気は毛頭ないです。個人的なようなので。
ではこれで。』
21話(時間軸大幅にずらしてさざなみの魔法使いに入ります→←19話
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作者名:アルフィ | 作成日時:2020年7月4日 5時