19話 ページ21
ピッ
ピッ
ピッ
無機質な電子音が部屋に響く
天パの男が寝ている女性を心配そうに覗き込む
『ん…』
松田
「A!!!大丈夫か!!」
『あー…私…また…倒れちゃったか』
松田
「もう無理すんな…」
『でも…私がやらないと…私のせいだし』
松田
「…全部知ってるんだな」
『うん…全て知ってる。みんなもうルマから聞いた感じかな?』
松田
「うん…」
『そっか…嫌いになりましたか…?』
松田
「いや寧ろ仲良くしたいな。今までよく頑張ったな…辛かっただろ」
『うわぁーーーん』
松田
「沢山泣け。」
『私だって…普通に過ごしたかった…』
松田
「これから俺らと、あの、赤髪と青髪たちとすればいいだろ?
あと殺せんせいって言ったか?その先生もそれを望んでいるはずだ。」
『うん…ありがと…』
松田
「あ。そういえば明日まで入院なんだが、着替えどうするんだ?」
『ああ、それなら
私の
お母さん…友達の前だからやめようね。あと廊下走ってきたでしょ?お腹にいるんだから走らないの…』
イリーナ
「OK.No progrem.」
『ごめんね陣平くんこの人は私のお母さんのイリーナ・烏間さん』
松田
「どうも…初めまして、娘さんと一緒の警察学校に通ってる松田陣平です」
イリーナ
「
『
松田
「???????」
『お母さん日本語で喋って』
イリーナ
「分かったわ」
松田
「(喋れるんだ…)」
『ごめんね陣平くん…ウチのお母さんが…』
松田
「大丈夫だ。もしかして、暗殺者だったりしますか?」
イリーナ
「だったらどうするのぉ?捕まえるのかしら?」
松田
「いや、俺の好奇心なので捕まえはしません」
『彼女は元暗殺者だよ!3年前私たちが卒業したと同時に辞めた。
今はお父さんと一緒に防衛省で私たちの指揮してる!』
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作者名:アルフィ | 作成日時:2020年7月4日 5時