転生したら人と狼のハーフだった件 (ページ26)

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マヒロside

辺り一面血だらけだった。

『なにこれ...』
少しクラっときたが

[マヒロさん、血を見るの苦手でしたら、フィルターかけてお花畑にしますか?]

待って...それだと...お花畑か、血の海かわかんなくなる、ってかお花畑見れなくなります!

頑張って我慢するのでこのままでお願いします。

絶対やめてくださいよ?絶対ですよ?ぜったい←

[フリですか?]

やめてください創造神様

そんな茶番をしているとうめき声が聞こえた

?
「うっ...」

?
「おい...しっかりしろ!」

『ソウエイさん...何かあったんですか…って...その子見せてください！出血が多い...創造神！回復魔法組める！?』

[もちろんです！出来ました！大回復魔法(フェリータ・ハイレン)です!]

『大回復魔法(フェリータ・ハイレン)!!!!!』

みるみるうちに傷が塞がって顔色も良くなってきた。

別の種族だけど、なんとなくそんな感じがする

創造神ありがとう!

[いえいえ!マヒロさんの役に立てるなら!]

ソウエイ
「すごいな...リムル様のハイポーションのようだ...」

リザードマンの女の子
「ん...」

『よかった...目覚めた...』

リザードマン
「私……傷が……致命傷だと思ったのに……」

リムル
「おまたせ……ってもう終わってるし……マヒロさんも無事だったか」

『あ、リムルさん。走っていった先に仮面を被った2人組がいました。異常な量の魔素を持っている奴らで...』

そこまで言いかけて気づく。名前を呼んだのは紛れもなく、同僚であり、親友のリオの声だった。

『リオが危ない...!創造神！さっきの仮面の奴らの居た位置に影移動お願いします！』

[マヒロさん!?正気ですか！?]

あの近くに...リオが居る!だからお願い...

[はぁ...わかりました。くれぐれもお気を付けてください]

リムル
「行っておいで。危なくなったらすぐ逃げるんだよ。」

『はい...』

[影移動を使用しますか？]

いぇす！待っててね...リオ!

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