転生したら人と狼のハーフだった件

12匹 ページ14

マヒロside




少し夜風にあたるためにベランダへ出た

しみじみ痛感する。

ああこんなに楽しいこと久しぶりだな...


リオはどうしてるのかなあ

幸せだといいけど...


[カチャ]とドアの開く音がした。


リムル
「マヒロさんお酒は飲めるかい?」


『わからないです、前世でも飲んだことなくて...』




リムル
「ああ、そうなのか、え、未成年か?」


『いえ、そういえば...20なりました確か...』


リムル
「確かとは?」


『私とリムルさんが刺された日誕生日だったんです...やっと思い出しました...』



リムル
「辛かったな...代わりと言ってはなんだが、今日をマヒロさんのこちらの世界の誕生日にしないか?」




『え?いいんですか?』


リムル
「ああ、いい。実際今日が目覚めた日でもあるからな


初めて飲むならアルコール度数が少ない果実酒だな」



『果実酒ですか〜』



リムル
「好きな果物ってなんだ?」



『りんご好きです』


リムル
「うむ、ちょっと席外すな」



数分後



リムル
「持ってきたぞ〜」


コップに注がれる果実酒。




「『 カンパイ』」



[グビッ]


そこから意識が途切れた



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