少年団に癒され隊！！～頑張る貴女にBTS短編集～ (ページ8)

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『あ、ごめんなさい。えっと、ほんとに私なんかでいいんですか？クリスマスは毎年一緒に過ごせないけどいいんですか？』

HS「はい、Aさんがいいんです！それに僕が年中Aさんのサンタクロースになりますから大丈夫です」

いつものあのハートの笑顔のチョンくん

リア充爆発しろなんて言ってごめんなさい←

キム A、とてつもなく幸せなクリスマス過ごしてまっす！！！

『実は…私もチョンくんのことがずっと好きなんです///』

HS「うそっ？！夢みたい！！！」

今にもこぼれ落ちそうなチョンくんの笑顔

『でも謝らなきゃいけないことがあって…』

HS「え…」

一瞬にして顔が曇った

『いつもチョンくんに選んでほしいって言われてたケーキ…実はいちばん自分が食べたくないのを選んでたの…』

HS「え、ひどい…なんで？」

チョンくんすごく悲しそうな顔してる…

『彼女に…食べさせてあげたくて選んでるのかなって…嫉妬しちゃって…！！』

瞬間目の前が真っ暗になって

爽やかな香りに包まれた

HS「もう！なんでそんなに可愛いの！！」

『え…』

HS「じゃあ今度からは僕と一緒に食べてくれますか？(^^)」

『よ、喜んで！！』

どうしよう、最高のクリスマスプレゼントじゃないか！！

HS「このクリスマスケーキも、Aさんと一緒に食べられたらなぁって買ったんだけど…」

『…うち、来ますか？///この3日間お風呂入るためくらいしか帰ってないから掃除してないけど…3時間近く外で待っててくれたんですよね？体も冷えきってるでしょ？何か温かいものでも飲みながら一緒にケーキ食べましょう』

HS「いいんですか？！」

『最初からそのつもりだったくせにw』

HS「ははっ！バレてたw」

そう言って私の手をぎゅっと握りしめるチョンくんの手は、ずっと外で待っていたはずなのに暖かくて大きくて

冷たい私の手もすぐに暖かくなるようだった。