少年団に癒され隊！！～頑張る貴女にBTS短編集～ (ページ1)

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腹が減っては戦はできぬ！ JN ページ1

仕事帰りの車の中ー

A「はぁ…もう何なのっ！？今の若い子ってどんだけ豆腐メンタルなの？！豆腐どころか豆乳なんじゃないの？！」

今日あったイライラや不満を

1人大声で吐き出す

私は短大を卒業してこの会社に入社して、今5年目。

言わば中堅社員。

仕事は確実にこなすタイプ。

でもかなり性格がサバサバしていて、思ったことはハッキリ言うタイプ。

それでも笑顔でちゃんと言葉は選んで言っているつもり。

なんだけど…

後輩に間違っていることを間違っていると指摘することにすら、先輩に文句を言われる。

誰がどう見ても間違っているのは後輩でお客様にすら迷惑をかけていたかもしれないのに

それを注意した私が何故キツいとか冷たいと指摘されなきゃいけないの？

だったら先輩が気づいて注意すればいいのに！

思い出すだけでどんどんこみ上げる怒り。

A「そうやって甘いことばっかり言ってるから結局若い子が育たなくてクレームばっかり出すんでしょーが！！その度に裏で意識が低いだの文句言うくらいならハッキリ本人に注意しろっつーーーーーのっ！！意識低くさせてるのはアンタらだっつーーーーの！！」

ハァハァハァハァ…

息が切れるほどの勢いでぶちまける。

まるで王様の耳はロバの耳状態w

ひとしきり車の中でぶちまけて、アパートに帰る。

玄関のドアを開けると

JN「あ、おかえり～♡Aちゃん今日は仕事どうだったの？疲れたでしょ？オッパがこの広い胸で癒してあげるからね！さぁ、飛び込んでおいで！！」

ってリビングから両腕を広げて満面の笑みでパタパタと走ってくる彼氏のソクジン。

数日しか誕生日も変わらないのに、やたらと私にオッパって呼ばせたがるこの人は、無駄に肩幅が広い。←

だけど今日みたいに特にストレスの溜まった日は

ソクジンのこの無駄に広い肩幅が活躍する。

靴を脱ぐ間も無くソクジンの広い胸に抱きしめられる。

A「むぅ～～～！そくじ～ん(TT)ぐやじぃ～納得いかない～」

ソクジンの胸に思いっきり顔を押し付けて、吐き出す。

JN「よしよし！Aは今日も頑張ったんだね！えらいえらい！」

A「もう何のためにこんなに真面目に仕事頑張ってるのかわかんない。この仕事辞めたくなる」

いつもは強気で、絶対泣き言は言えないタイプだけど

不思議とソクジンにだけは弱音が出せるから不思議だ。