76)JN side ページ26
ついに防弾少年団として、初めてのステージに立つときが来た！
本当はどうしようもないくらい緊張してるけど、早くファンに会ってみたい、反応を見てみたいって楽しみな気持ちもすごく強くて、でもふとミナムヒョンを見てみれば、仁王立ちのまま固まって手が震えてるのが見えた。
少し心配になって、ヒョンの手を握ってみれば
すっごく冷たくてカタカタと震えていた。
あのミナムヒョンでもこんなに緊張するんだ…
ギュッと握ったミナムヒョンの手は、すごく華奢で細くて、手のひらも薄くて、やわらかくて、ほんとにヨジャの手みたいだった。
-----On stage
さっきまで震えていたミナムヒョンとは打って変わってオーラ全開で色気ダダ漏れ
客席側にヒョンが手を伸ばすだけで黄色い声援が悲鳴のように上がる。
やっぱヒョンすげー。
口元はバンダナで覆われてるのに、あの目元だけでもかっこいいのがわかる。
曲中にそのバンダナを外して投げれば、さらに黄色い悲鳴が響き渡る。
ヒョンなんてほんの10数時間前に公開されたばかりだと言うのに、すごい歓声…
曲が終われば
「「ミナムオッパーーーっ♡」」
「「ミナム サランへーーーっ‼」」
すでに名前を覚えてたり、ボードを持ってる人達もいる。
俺たちはだいぶ前から公開されてるから、わかるけどミナムヒョンとテヒョナの人気は、最初にPD達が言っていたように秘密兵器だった。
初ステージも無事に終わり、楽屋へ戻る。
TH「あ〜っ‼めっちゃ楽しかった〜っ‼」
そう言いながら興奮冷めやらぬテヒョナは、いつものようにミナムヒョンに飛びつき
あろうことかほっぺにキスした
A「あーーっ‼テヒョナーーーー♡マジで超たのしかったーーーー‼」ギューーーー
え⁈なにそれ⁈
いつもならヒョン絶対怒るはずなのに
むしろ、ギューーーーって抱きしめてる
どーゆーことっ⁈
A「ヤバイね、あれはクセになるね‼はぁ気持ちよかった〜〜〜♡」
しかも今まで見たことないほどの笑顔とテンションの高さだよね
少し呆気にとられてると
誰かに肩を組まれその瞬間頬に柔らかい感触がした
それがヒョンの唇の感触だと理解できたのは
ヒョンの声が俺の耳元で聞こえてからだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 179人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蘭(プロフ) - ユッキーナ(*´▽｀*)さん» ありがとうございます！初心者なのでシステムがよくわからなくてT T (2017年2月13日 23時) (
レス) id: b0ca1b2a65 (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽｀*)(プロフ) - オリフラを外して下さい。せっかく面白いのに・・・勿体ないです。 (2017年2月12日 17時) (レス) id: c8cc78dd36 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蘭
| 作成日時：2017年2月4日 0時
