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A「ん…ぐっ……‼」


身体中の痛みで目がさめる。




ここは…




見慣れた天井




自分の部屋か。





カーテンの隙間から薄っすらと外の光が差し込んでいた。



確か練習室で踊ってて


思うように体が動かなくて、足がもつれて…



そこからの記憶がないんだけど、どうやって帰ってきたっけ?



身体中が痛くてダルい。



おでこに貼られた冷却シート。


A「あぁ…熱か」


ようやく自分が熱を出していたことに気づいた。


それでうまく体が動かなかったのか。


なんだか少しホッとした。






----トントン



ノックとともに開くドア。




JN「ヒョン起きてる?」



心配そうにベッドサイドにくるジン。



A「あぁ、うん。でも身体中痛くて…」


JN「大丈夫?いいよ、そのまま寝てて?」

A「ごめん。昨夜練習室で練習してて、うまく体が動かなくて足がもつれたとこまでは覚えてるんだけど…」

JN「うん。熱出して練習室で倒れてたのをたまたまユンギが見つけてくれて、連れて帰ってきてくれたんだよ。あとでユンギにお礼言ってあげて?」

A「ユンギが…うん。ありがとう」

JN「もう、体調悪いのに何で練習なんてしに行ったの?」

ベッドサイドに腰掛けて、私の頭にポンと手を掛ける。


A「いや、お恥ずかしながら自分でも全然体調悪いと思ってなくて(^_^;)日本に行ってた間踊ってなかったから体が鈍ると嫌だから練習しに行ったらうまく体が動かなくてさ。やっぱ3日も間空いたからかなって思ってたんだけど、違ったみたいだね(^_^;)」


JN「全くもう。心配したんだからね!念のため今日病院行ってね‼俺今日は仕事あるから、ユンギが連れてってくれるから」


はい、と言いいながら情けなさと恥ずかしさで顔半分まで布団をかぶった。


JN「…ヒョンて、熱出すと目二重になるんだね?なんか弱ってるヒョンて、かわいい」

そう言って目を細めて笑顔で私の頭を撫でるジン。

ちょっと、何⁈

ドキドキするじゃん‼


いや、これは熱のせい…これは熱のせい…これは熱のせい…



ってか、身体中痛いので気にしてなかったけど、なんかすごい開放感…


って、ナベシャツは⁈
昨夜絶対着てたはずなんだけど⁈

しかも今着てるの、着替えでカバンに入れてったやつだし!


え⁈私いつ着替えた⁈



A「ね、ねぇ、あのさ…その…俺の着替えって…」


JN「あぁ、ユンギが練習室で…」


OMG‼

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(プロフ) - ユッキーナ(*´▽`*)さん» ありがとうございます!初心者なのでシステムがよくわからなくてT T (2017年2月13日 23時) (レス) id: b0ca1b2a65 (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽`*)(プロフ) - オリフラを外して下さい。せっかく面白いのに・・・勿体ないです。 (2017年2月12日 17時) (レス) id: c8cc78dd36 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年2月4日 0時

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