検索窓
今日:3 hit、昨日:15 hit、合計:80,879 hit

5) ページ5

PDは先日の夜と同じようにニコニコしながら話を始めた。

PD「まず、デビューが確定した」

私の目の前に座っている彼らの表情がパァッと明るくなった。

PD「グループ名は“防弾少年団”だ。10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味を込めている。君たちのやりたい音楽を君たちのスタイルでやってくれればいい」

“防弾少年団"…

なんかちょっとダs…←

いやいや、でも自分達のスタイルを貫けるって、なんかかっこいいな…

PD「そして、今まではソクジン、ユンギ、ナムジュン、ホソク、ジミン、テヒョン、ジョングクの7人で練習生として過ごしてきたわけだが、これけら新たにクォンさんを含めた8人でデビューしてほしいと思っている」

そうか、この7人はすでに今までも練習生として一緒に過ごしてきたのか。

そんな中に突然私なんかが加わってうまくいくのだろうか…

私の中には不安しかなかった。

PDは構わず話を続ける。

PD「そして、テヒョンとクォンさんはデビュー当日まで非公開練習生として、活動してもらう」

A「非公開…練習生…?」

PD「要するに、他のメンバーは名前も顔も公開されるが、君たち2人はデビュー当日まで正体を明かさない。練習風景などのVTRにもほぼ出てくることはない」

それって…

TH「なんか俺たちはいないみたい…」

テヒョンくんは、明らかに不服そうな顔をしている。

確かに。
非公開なまま、デビューできない可能性だって考えられる…

PD「まぁ、そんな暗い顔するな。非公開練習生は悪い意味ではない。ようするに、秘密兵器なんだよ、君たちは」

TH「秘密兵器⁈なんかかっこいい‼」

“秘密兵器”と言う言葉に急にテンションが戻るテヒョンくん。
単純かwww

そんなテヒョンくんとは反対に私の不安は晴れない。

そんな私の表情を見てPDは言った。

PD「クォンさんはまだ何か不安があるようだね」

A「えぇ…まぁ。」

PD「無理もないだろう。今日初めてここへ来て、こんな話を聞かされているんだ」

そう言うPDの顔をは、私の不安を全て悟っているかのようだった。

PD「とにかく今から一度8人で練習室行ってみるといい。百聞は一見にしかずだよ(^^)」

PDの言っていることはイマイチ理解できなかったが、とりあえず練習室へ移動することにした。

6)→←4)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
134人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , BTS , バンタン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2017年1月18日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。