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小会議室に入ると、私よりも少し年上な感じの女性が2人いた。
MJ「ミナム…いやA。こちらはヘアメイクチームのヒョリさんと、スタイリストチームのタルジャさんだ」
A「初めまして、防弾少年団のクォン ミナムことクォンAです」
マネヒョンが私を本名で呼ぶってことはこの人たちは私の正体を知ってるってことか。
HR「初めまして。ヘアメイク担当のヒョリよ。よろしくね。想像してた以上に“いい男”じゃない」
TJ「私は、スタイリストチームのタルジャよ。よろしくね!」
MJ「防弾少年団にはヘアメイクチームがヒョリさん含めて3名、スタイリストチームがタルジャさん含めて3名付く。ミナムは何かと気をつけないといけないことが多いから、ヒョリさんとタルジャさんには専属でついてもらうことになる」
A「色々ご迷惑お掛けすると思いますがよろしくお願いします」
HR「やぁだ!そんなにかしこまらなくて大丈夫よ!これから長い付き合いになるんだし、仲良くしましょ!」
A「はい。ヒョリ…ヌナ?」
HR「ちょっ…、女の子ってわかってるのに、ヌナ呼びの破壊力ハンパないんだけど///w」
TJ「まじで⁈ちょっと私も呼んでみてよ」
A「タルジャヌナ…///」
なんか、こっちのが恥ずかしくなる。
TJ「やっば…///ミナムさ、背もそこそこ高いしイケメンだし、男の子じゃないのがまじでもったいないんだけど」
HR「私たちこんな子に付けるなんてほんとラッキーだよね‼」
なんてヌナたちはキャーキャー盛り上がってる。
なんか複雑な気分だけど、きっとこれからこういうのが当たり前になるんだな。
まだあんまり想像つかないけど。
MJ「ちなみに、ヘアメイクチームもスタイリストチームもヒョリさんとタルジャさん以外には極秘事項なので、くれぐれも他言無用で。それから、特に衣装とかは注意が必要だから、何かあればタルジャさんに頼れよ?」
A「はい、よろしくお願いします」
MJ「じゃ、話はこれだけだから。ボーカルレッスン頑張れよ!」
私は一礼して小会議室を出た。
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作者名:蘭 | 作成日時:2017年1月18日 1時