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岩本side。
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どうして？
最初に浮かんだのは、そんな言葉だった。
悔しいとか、ふっかがダメとか、そうじゃなくて。
Aには康二だって思ってる自分がどこかに居たから。
佐「あ〜〜はっすーの初スキャンダルの相手が深澤かぁ……」
深「…なんだよその俺じゃ不服みたいな言い方」
佐「だって今までノースキャンダルの蓮野Aだよ？俺らの自慢の推しだよ？おまえ俺らの希望背負える？」
蓮「ちょっとさっくん…圧凄いよ」
佐「ぜっったい撮られんなよ？！」
ふっかの肩をガシッと掴む佐久間。やけに重苦しかった空気がいつものやりとりで軽くなっていく。こういう時の佐久間ほど頼りになる奴は居ない。
深「撮られるわけないじゃん。…大事なんだから。」
渡「……鳥肌が、」
深「ぅおい！なんでだよ！！カッコよかっただろ！」
渡「おまえが言うとなんかキマんないんだよ…」
深「うるせーよ」
わざとふっかをイジって笑いに持って行く翔太も、空気が読めないようで実は周りを気にしてたりする。
さっきまで複雑そうな顔してたのに、優しいね。
深「グループに迷惑はかけないから。」
約束する。とAの肩を抱いたふっか。
その目は珍しく大真面目で…一世一代の賭けに出たんだと悟った。
Aはいいの？
ついこの間、演舞場の楽屋で頬を染めていたのを思い出す。
あの時のAは誰が見たって恋をしていて。
相手はきっと、康二だったはずなのに。
蓮「……認めて、くれる？」
「…」
そんな顔するくらいなら、やめとけばいいのに。
へにゃりと笑って俺を見たAは明らかに無理してる。
「…認めるも何も、俺たちが決めることじゃないでしょ
2人で決めたことなら反対しないよ」
宮「……A、大切にして貰うんだよ」
阿「ふっかなら大丈夫だと思うけどね」
2人の決断を尊重する舘さんと阿部は慈愛に満ちた目をしていて、今にも泣き出しそうなAの目尻をふっかがさり気なく拭う。
目「…もしふっかさんがAを泣かすようなことがあったら俺黙ってないから」
深「……泣かさないよ。」
ラ「嫌なことあったらすぐ言ってね？
過保護でしんどいーとか、寝相が悪いーとか」
蓮「ふふ わかった」
深「ちょっとリアルなのやめれる？」
きっとみんな思うことは色々ある。
それでも受け入れようとしているのは
向「………」
言葉が出ない康二のことを一度も見ようとしない、Aの本音と覚悟に気付いているから。
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あむ(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます！少しずつお話進んで来てるのでお楽しみ頂けたら幸いです☻ (1月9日 12時) (
レス) id: 3fabfc8fab (このIDを非表示/違反報告)
さら - 更新たのしみにしてます！ (1月5日 0時) (レス) @page25 id: f3e4c7f7c3 (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - あたりんさん» コメント気付かずお返事遅くなってしまいすみません！感想ありがとうございます☻不定期更新ですがお付き合い頂けましたら嬉しいです！ (11月5日 14時) (レス) id: 3fabfc8fab (このIDを非表示/違反報告)
あたりん(プロフ) - とても面白いです！更新たのしみにしてます！ (10月23日 11時) (レス) @page7 id: 8619ea3777 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ
| 作成日時：2023年9月28日 1時
