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ほんまは今日、今月末に始まるドームツアーの振り入れ、振り起こしを10人揃ってできるはずやったからみんな総出で探してくれてたみたいで、照くんが連絡してくれてすぐに倉庫に駆け付けてくれた。
みんなが来るまでの間も、ふっかさんはずっと私を側に居させてくれて繋がれた右手に心底安心した。
絶対一人にしやんって言われてるみたいやったから。
渡「A！」
宮「怪我は？」
「…ちょっとだけ。」
ラ「ちょっとじゃないでしょ…」
ドタバタと足音がしたかと思えば次から次に人が入って来て途端に窮屈になる。でもその窮屈ささえ今の私にとっては安心材料でしかなかった。
ラウが私の切れた口元を見て顔を歪めるから胸がギュッとなる。
「ちょっとだよ…ごめんね、怖いよねこんな…」
目「怖かったのはAだろ」
「…めめも忙しいのにごめん」
めめは今ドラマの撮影中で、座長ってこともあって睡眠時間を削るくらい忙しい。やのにただでさえ無い時間を私のことに使わせてしまったのが申し訳なくて謝ると、分かりやすくムッとされた。
目「忙しいとか、Aを心配しない理由にならないから。
頼むから…もっと自分が大事に想われてるって自覚して欲しい。」
阿「ほんとだよ…俺、Aが居なくなったって聞いて血の気引いたんだから……」
「ごめんなさい…警察、阿部ちゃんが呼んでくれたって聞いた。ありがとう」
私を襲った男は問答無用で連れて行かれて、この後私も事情聴取を受けることになっている。
阿「それは全然。…でもこの前俺に嘘ついたよね？」
ギク。
ストーカーされてたことをダイエットって言って誤魔化した時のことや。
「……ごめん」
ここは素直に謝るが吉と踏んで謝ってみたけど、
阿「また俺が気付けなかったから…こんなことになっちゃったってことでしょ…？」
…もしかしたら、謝るだけじゃ済まへんことをしてしまったんかもしらへん。
「ごめん、違う…私が黙ってたのがそもそも悪いから、阿部ちゃんはなんにも悪くないよ…！」
岩「そうだよ阿部。今回に関してはAが俺らを頼んなかったことちゃんと反省するべきだと思う。」
「照くん…怒ってる…」
岩「…そりゃ怒るでしょ。」
照くんも口をへの字にして、怒ってるというか、拗ねてるというか…
でも愛のあるお説教って分かるから、意地っ張りな私も照くんの言葉は素直に受け入れられる。
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あむ(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます！少しずつお話進んで来てるのでお楽しみ頂けたら幸いです☻ (1月9日 12時) (
レス) id: 3fabfc8fab (このIDを非表示/違反報告)
さら - 更新たのしみにしてます！ (1月5日 0時) (レス) @page25 id: f3e4c7f7c3 (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - あたりんさん» コメント気付かずお返事遅くなってしまいすみません！感想ありがとうございます☻不定期更新ですがお付き合い頂けましたら嬉しいです！ (11月5日 14時) (レス) id: 3fabfc8fab (このIDを非表示/違反報告)
あたりん(プロフ) - とても面白いです！更新たのしみにしてます！ (10月23日 11時) (レス) @page7 id: 8619ea3777 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ
| 作成日時：2023年9月28日 1時
