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向「うまく言えへんけど…んー…Aちゃんはなんか…人を惹きつけんねん。なんかあんねん。これや！っていうのは、分からへんけど…」
出会った時からずっと目で追ってまうし…って、男の子にこんなに真っ直ぐ気持ちを伝えて貰ったこと今まであったかな。
告白よりもくすぐったくて。
冷え切ってた心臓がドクドク熱い。
「…私、ここにおっていいんかな…」
夢も目標も無いような、こんな私やのに。
向「おってよ。
Aちゃんの本気、見せてぇや。
…本気でしたことないやろ？」
図星やった。
恥ずかしい自分を誰にも見せたくなくて、隠れよう隠れようってそればっかりやった私を向井くんにはずっと見られてたんや。
向「これからAちゃんが世界中の人に見つかっていっても最初に見つけたんは俺やからな」
「ふふ うん。」
向井くんはなんの迷いもなく私の未来を口にする。
このまま廃れていくなんて、微塵も思ってないみたい。
こんな私に可能性を見出して信じてくれてる。
…この人に恥ずかしくない自分で居たい、かも。
そう感じたのがアイドルとしての私の全ての始まりやったんちゃうかな。
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隠れるのを辞めて、喰らいつくようになって。
メンバーにも驚かれるくらいがむしゃらになれた。
やけど自分の気持ちとは裏腹にグループがバラバラになって、ガールズユニットを結成させるっていうので入所したのにいよいよ居場所無くなったんちゃう？って焦ったりもした。
でもそんな時、背中を押してくれたんはやっぱり康ちゃんで。
向「大丈夫やって！Aなら絶対大丈夫。」
「出た…お得意の根拠のない自信…」
向「俺の勘は当たるから！」
得意気に笑う姿に何度元気を貰ったか分からへん。
そんな康ちゃんと同じグループで活動することになった時は心強かったし、その分、終わりが見えた時はお先真っ暗やった。
WESTやキンプリのデビューも、なにわ男子の結成も正直苦しくて、心からおめでとうって言われへん自分が虚しくて、嫌いになりそうな時。
同じ痛みを抱えながら側に居てくれたのも康ちゃんやった。
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向「だいじょーぶ…やで…」
「寝言…？」
私の手を握ってスヤスヤ眠る康二くん。
赤ちゃんみたい。
今まで言わんかったけど、私はデビューするなら康ちゃんとって決めてたから。
今も2人一緒に頑張れてるのは、
「康ちゃんが信じてくれたおかげやね」
心地良い温もりに身を寄せて。
私も一緒に…昔の夢でも見ようかな。
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あむ(プロフ) - 朝霧さん» コメントありがとうございます！ほっこりして貰えて良かったです☻！ (2023年2月18日 21時) (
レス) id: 3fabfc8fab (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - 夢主ちゃんと末っ子ペアが可愛すぎて浄化されました( ᷇ᵕ ᷆ ) (2023年2月18日 15時) (レス) @page25 id: 1e8d183c5e (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - 小袖さん» わ〜！そう言って貰えて嬉しいです^ - ^ 溺愛モードでお願いしております♡ (2023年1月31日 2時) (レス) id: 3fabfc8fab (このIDを非表示/違反報告)
小袖(プロフ) - やーん夢主ちゃんかわいい♡すのまんたちにいっぱい愛されてください( ; ; )♡ (2023年1月30日 0時) (レス) @page4 id: 086580d8cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ
| 作成日時：2023年1月27日 18時
