癒やしてニャン ページ30
佐久間side。
.
蓮「さっくん…癒やして欲しい…」
なんて言われちゃったらさあ！？
期待すんなっつーほうが無理だから！普通に！
蓮「や〜！可愛い〜…」
ゴロゴロと喉を鳴らしてAに擦り寄るうちの可愛い可愛い子ども達。
蓮「君がツナで君がシャチやな〜？」
「癒やしてってこういうことね…」
蓮「え？なに？」
「いいえ、なんでもございやせん…」
最近我が家にやって来た保護猫ちゃんを愛でまくるAの顔はデレッデレ。
そんなAにうちの子達も簡単に心許しちゃってこれでもかってぐらい引っ付いてやがる。
蓮「会いたかったんやでー？」
ツナシャチに夢中で俺なんかまるで眼中にねぇけど、ここ佐久間さん家で一応2人っきりって分かってんのかなあ…
蓮「わっ、なにーさっくん」
「なにーじゃないでしょ、オネーサン」
蓮「えー？こしょばいってー…」
猫達を膝に乗せて撫で撫でしているAを後ろから抱き締めて、同じように擦り寄ってみるとくすぐったさから身を捩っている。可愛いなおい。
蓮「さっくんまででっかい猫ちゃんみたいやなあ」
「俺っちのことも可愛がってニャン」
蓮「…」
「…なんか言って。」
蓮「あはっ 照れるなら最初からやらんかったらいいのに」
クスクス笑いながら体を捻ってこっちを向いたAがツナシャチにしてたみたいに俺の頭とかほっぺを撫でる。
蓮「気持ちいいの？」
「ん…なんかホッとする」
蓮「大介ニャンコも可愛いなあ」
くるりと完全に俺に向き合ったA。
ツナがAの膝からピョンっと降りた。
気を使うみたいにシャチもどこかへふらりと消えて、意図せず2人だけの空間に。
蓮「あーあ、にゃんこ達どっか行っちゃった」
手は俺の髪をふわふわ撫で続けるのに、意識は俺に向いてない。
うちの子にも負けないマイペースなはっすーと居ると気が抜けて良いけど…
「…俺も見て。」
Aの頬を包み込んで無理矢理こっちを向かせた。
一瞬キョトンとした表情を浮かべた後、ヘラリと笑う。
蓮「はいはい、構って欲しいねんなあ〜」
まるで猫にするみたいに俺の頭とか顎の下とかを撫でまくるA。
構われるのも悪くないけど…
蓮「んにゃっ！？」
「んはっ あれ〜？はっすーもニャンコ？」
蓮「ちがっ…！ちょ、さっくん！？」
服の裾から手を滑り込ませると、Aは驚いて声をあげた。
「俺は最初から癒やす気満々よ？」
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あむ(プロフ) - 朝霧さん» コメントありがとうございます！ほっこりして貰えて良かったです☻！ (2023年2月18日 21時) (
レス) id: 3fabfc8fab (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - 夢主ちゃんと末っ子ペアが可愛すぎて浄化されました( ᷇ᵕ ᷆ ) (2023年2月18日 15時) (レス) @page25 id: 1e8d183c5e (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - 小袖さん» わ〜！そう言って貰えて嬉しいです^ - ^ 溺愛モードでお願いしております♡ (2023年1月31日 2時) (レス) id: 3fabfc8fab (このIDを非表示/違反報告)
小袖(プロフ) - やーん夢主ちゃんかわいい♡すのまんたちにいっぱい愛されてください( ; ; )♡ (2023年1月30日 0時) (レス) @page4 id: 086580d8cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ
| 作成日時：2023年1月27日 18時
