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深「ごちそうさまでした」
美味い！ほんとに美味いよ、って何度も口にしながらペロリとうどんを平らげたふっかさん。
自分の作った物を舘さん以外の人に食べて貰うことなんて滅多にないからちょっとの心配と照れ臭さがあったけど…
こんなに喜んでくれるならそりゃ、嬉しい。
「薬置いとくから…」
深「薬置いたら帰んの？」
立ちあがろうとした私の手をふっかさんは素早く掴む。
縋るような目に心臓までキュ、と掴まれたみたい。
「…食器洗うだけ。」
深「…そっか。ありがと」
安心したようにフニャッと笑う。
…ズルい。
ふっかさんはズルい。
全部、私がふっかさんのお願いには弱いって分かっててやってる。
うどんの器を洗うついでに、適当にキッチンの掃除もする。
きっとあんまり使われてないんやろうなっていうキッチンはそんなに汚れてなかったけど。
深「帰る…？」
突然、背後から腕が回ってきて、甘ったるい声が鼓膜を震わせた。
深「もうちょっと居てよ…」
「、！？」
カプ。ってなんの躊躇いもなく耳たぶを甘噛みされた。
今までは知らんかったけど、どうやら私は耳が敏感なようで…
耳元で話されたり、耳に触れられると肩が跳ねるのを止められへん。
深「ね、お願いA」
「ん…お、おるから…！やめてそれ…」
深「ん。風呂入ってくんね」
言質を取ると満足そうに笑って脱衣所に消えてったふっかさん。
ヘナヘナと力が抜けてその場に座り込んだ。
「身が持たへん……」
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深澤side。
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風呂から出ると気疲れからか、Aはソファに身を預けて目を閉じていた。
良かった。ちゃんとまだ居た。
俺のとよく似た眼鏡をそーっと外してテーブルに置いてやる。
サラサラと肩にかかる髪からはシャンプーか何かの女の子らしい良い香りがして、いつもより幼く見えるすっぴんと、楽そうなシルエットのスウェット地のワンピースからして、きっと俺からの連絡があってから急いで来てくれたんだろうなって。
「無理くらいねぇ…すんのよ。」
グループの為なら、多少の無理なんて朝飯前よ？
だけどAはそれを許さない。
蓮「ふっかさんだけが頑張って体壊したらどうすんの…」
「あら、起きてたの？」
Aはラグに座る俺の方にグッと体を傾けて頬を包むと目線が交わった状態で言う。
蓮「ふっかさんが背負ってる物、私も一緒に背負うから。」
俺とAは引き寄せられるようにキスをして、それから。
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あむ(プロフ) - 朝霧さん» コメントありがとうございます！ほっこりして貰えて良かったです☻！ (2023年2月18日 21時) (
レス) id: 3fabfc8fab (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - 夢主ちゃんと末っ子ペアが可愛すぎて浄化されました( ᷇ᵕ ᷆ ) (2023年2月18日 15時) (レス) @page25 id: 1e8d183c5e (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - 小袖さん» わ〜！そう言って貰えて嬉しいです^ - ^ 溺愛モードでお願いしております♡ (2023年1月31日 2時) (レス) id: 3fabfc8fab (このIDを非表示/違反報告)
小袖(プロフ) - やーん夢主ちゃんかわいい♡すのまんたちにいっぱい愛されてください( ; ; )♡ (2023年1月30日 0時) (レス) @page4 id: 086580d8cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ
| 作成日時：2023年1月27日 18時
