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「いっ…」
腕を掴むそのあまりの強さに顔が歪んだ。
深「俺らのでしょ？
おまえが入る時、俺なんて言った？」
岩「…ふっか、」
深「逃がさないっつったよな？忘れちゃったか〜」
「痛っ…」
目「ふっかさん…！」
私の手首をギリギリ締め付けるふっかさんの手を無理矢理にでも剥がせないのは、おどけた口調とは裏腹にその表情が苦しすぎたからだ。
「ふっかさ…」
深「なあ…頼むよ……俺らの前から居なくなんないで……」
お願いA…と消えそうな声で言うと私を腕の中に閉じ込めた。思わず手を回した背中は震えていて、可哀想なことしたなあ…という気持ち。
さて…Snow Man史上最も重いこの空気をどうしたもんか……
すると誰かにトントンと優しく肩を叩かれる。
ふっかさんの腕の力が緩んだと同時に振り向くと、そこにおったのは康二くんやった。
向「…おめでとう」
「え…？」
向「結婚…おめでとう、A。」
絶対幸せにして貰うんやで、と瞳を潤ませて微笑んだ康二くんの頬に残る涙の筋が切なくて、今度は心臓がはち切れそうに痛い。
目「康二なに言ってんだよ…Aがこのまま辞めてもいいの？」
向「……今までいっぱい我慢してきたAが、こんなおっきいワガママ言うたん初めてやん？
やっぱり俺は何があってもAの肩持ってまうから…」
「康ちゃん……」
試さんくても分かってたことやん。
どこのグループの誰よりもみんなに大事にされてることぐらい。
「…ごめんみんな、実は直接会って欲しくて…」
渡「…連れて来てるとか言う？」
「うん…」
渡「それはキツいって…」
岩「…俺顔見ちゃったら冷静で居れる気しないんだけど。」
深「実は照も相当くらってんの知ってんのよ……」
明らかに嫌そうな顔をするメンバーやけど、実はこれネタバラシの合図で。申し訳ないけど強行突破させて貰う。
マネージャーさんと目配せをして部屋を出て、お馴染みの番組スタッフさん達と共に中に入る。
「こういうことなんやけど…」
向「っ…！！」
全てを悟った康二くんが頭を抱えて床に転がり込んだ。
渡「え、え、なに？なんなの？」
ラ「ねぇ！これは悪いよ！！」
阿「うわぁ〜やられた！」
宮「鳥肌が…」
佐「おいふざけんなよ蓮野ぉ！！！！」
目「…マジで寿命縮んだ。」
岩「A、これはダメ。」
深「待って？俺のイメージ大丈夫？」
「だから覚悟しときやって言うたやん〜！」
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あむ(プロフ) - 朝霧さん» コメントありがとうございます！ほっこりして貰えて良かったです☻！ (2023年2月18日 21時) (
レス) id: 3fabfc8fab (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - 夢主ちゃんと末っ子ペアが可愛すぎて浄化されました( ᷇ᵕ ᷆ ) (2023年2月18日 15時) (レス) @page25 id: 1e8d183c5e (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - 小袖さん» わ〜！そう言って貰えて嬉しいです^ - ^ 溺愛モードでお願いしております♡ (2023年1月31日 2時) (レス) id: 3fabfc8fab (このIDを非表示/違反報告)
小袖(プロフ) - やーん夢主ちゃんかわいい♡すのまんたちにいっぱい愛されてください( ; ; )♡ (2023年1月30日 0時) (レス) @page4 id: 086580d8cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ
| 作成日時：2023年1月27日 18時
