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宮舘side。
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「そういえば康二も最近やたらと調子良いよね」
俺の言葉に、スプーンを運ぶ手がほんの一瞬止まるA。
一生懸命ポーカーフェイスしてるけど、長く一緒に居るとそういう一挙一動で割と色々分かっちゃうんだよね。
蓮「…数打ちゃ当たる作戦いい感じみたいやなあ」
「あとふっかも？」
貼り付いていた笑顔が剥がれて表情を強張らせるA。
意地悪してごめんね。
蓮「知ってるん…？」
「ん？何を？」
蓮「いや…」
知ってるも何も。
「俺たちがAのことで知らないことなんてあると思う？」
スプーンを持つ手に力が入ったのが分かる。
「ごめんね、最近フラッと消えたりするの気になって…ちょっとカマかけた」
目立たないようにAと2人きりになるふっか。たまに、佐久間も。それを心配そうに見つめる康二。
そんなの見せられたら、気にするなってほうが難しい。
上手くやってるつもりかもしれないけど、俺とか阿部とか、ラウールあたりは違和感持ってると思う。照も気にしてたっけ。
翔太と目黒は多分気付いてないけど。
蓮「…拒まれへんの。求められたら。」
Aは観念したようにポツポツと話し始めた。
酔った勢いで康二と一線を越えてしまい、たまたまそれを知ったふっかと佐久間が弱みに漬け込んで好き勝手しているようで。体の関係は無いみたいだけど。
蓮「こんなん絶対良くないけど、キスとか…されてる時は何も考えられへんくなるし……」
「うーん…それあんまり男の前で言わないほうがいいかも」
蓮「え？」
「いや、こっちの話。」
こんなに魅力的な女の子が側に居て、逆によく今まで耐えてたなと思う。全員。
「Aは嫌じゃない？」
蓮「……必要とされてるって実感できるなとは、思う。」
「…ほんとなんでそんなに自信がないんだろうね、うちのお姫様は。」
どうすれば良いのか分からず困り果てているAの、硬く結ばれた手に自分の手を重ねた。
「ふっかも佐久間も、康二も…ただAの身体が目当てだったわけじゃないと思う。
…ずっと想い続けてた人に受け入れて貰えて、タガが外れちゃってるんじゃないかな」
蓮「お、想い続けてた？」
「ふふ お子ちゃまには気付けなかった？」
蓮「お子ちゃま…」
嫌なら嫌って言えばいい。
その程度で離れるような想いじゃないよ。
「俺も、同じ気持ちだよ」
蓮「へっ！？」
手の甲にキスをひとつ。
覚悟しててね、お姫様。
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あむ(プロフ) - 朝霧さん» コメントありがとうございます！ほっこりして貰えて良かったです☻！ (2023年2月18日 21時) (
レス) id: 3fabfc8fab (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - 夢主ちゃんと末っ子ペアが可愛すぎて浄化されました( ᷇ᵕ ᷆ ) (2023年2月18日 15時) (レス) @page25 id: 1e8d183c5e (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - 小袖さん» わ〜！そう言って貰えて嬉しいです^ - ^ 溺愛モードでお願いしております♡ (2023年1月31日 2時) (レス) id: 3fabfc8fab (このIDを非表示/違反報告)
小袖(プロフ) - やーん夢主ちゃんかわいい♡すのまんたちにいっぱい愛されてください( ; ; )♡ (2023年1月30日 0時) (レス) @page4 id: 086580d8cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ
| 作成日時：2023年1月27日 18時
