後にも先にも ページ13
渡辺side。
.
蓮「………」
深「んー？なにー？」
蓮「んーん、なんでもー」
蓮「………」
岩「そんな見られたら流石に気になるんだけど」
蓮「あ、ごめんね？」
蓮「………」
舘「…どうかした？」
蓮「ううん！」
蓮「………」
ラ「…Aちゃん、用事があるなら言ってくんなきゃ分かんないよ」
蓮「はう！ごめんラウちゃん…」
今日1日かけて明らかに様子がおかしかったA。
メンバーの耳を見てはピタッと固まってボーっとしてた。
深「あの子どうしちゃったの…？」
向「さあ…？なんか悪いもんでも食べたんちゃう？」
阿「お腹空いてるんじゃない？」
ヒソヒソとAを心配する声が上がってたけど、やたらとメンバーの耳を気にしてるだけで、それ以外はケロッとしてるけどな。あいつ。
結局Aは仕事が終わるまでそんな感じで、俺は特に気にすることもなく帰ったんだけど。
.
飯も食って風呂も入って、スキンケアまで完璧に終えて、たまには早めに寝るのもありだなって寝室の扉に手をかけたタイミングでスマホが鳴った。
ディスプレイにはAの名前。
滅多にないAからの着信に何かあったのかと一瞬背筋が凍ったけど、恐る恐る出た電話の向こうで相変わらずケロッとした様子のAは
蓮『今しょっぴーん家のエントランスにおるから開けてー』
「は？」
意味不明なことを言う。
蓮『早くー変な人と思われる！』
「変な人だろ。普通に。」
約束もしてないくせに早く開けろと急かされた。
もしかして家に上がり込もうとしてる…？
考える暇もなく玄関に備え付けのインターホンが鳴り響いた。
開けないわけにもいかず、渋々開けてやる。
蓮「お疲れ様〜！」
「おまえさ、親しき仲にも礼儀ありって言葉知ってる？」
蓮「えー？知ってるよ〜やから電話したんやんか」
「にしても突然すぎない？」
蓮「どうせなんも用事なかったやろ？」
「どうすんの、俺が良い感じの子とそういう雰囲気になってるとこだったら」
蓮「え、そんな子おったん！？」
「…居ないけど！」
やろ？とAはニッコリ笑う。
まじこいつ舐めてる。
呼ぼうと思えばいつでも呼べんだよこっちは…
誰のせいでそんな気にならないと思ってんだか。
「で、なに？わざわざ押しかけて来て」
蓮「んーしょっぴーにお願いがあって」
どうせろくでもないに決まってる。
蓮「ピアス開けて欲しくて！」
…ほら。
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あむ(プロフ) - 朝霧さん» コメントありがとうございます！ほっこりして貰えて良かったです☻！ (2023年2月18日 21時) (
レス) id: 3fabfc8fab (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - 夢主ちゃんと末っ子ペアが可愛すぎて浄化されました( ᷇ᵕ ᷆ ) (2023年2月18日 15時) (レス) @page25 id: 1e8d183c5e (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - 小袖さん» わ〜！そう言って貰えて嬉しいです^ - ^ 溺愛モードでお願いしております♡ (2023年1月31日 2時) (レス) id: 3fabfc8fab (このIDを非表示/違反報告)
小袖(プロフ) - やーん夢主ちゃんかわいい♡すのまんたちにいっぱい愛されてください( ; ; )♡ (2023年1月30日 0時) (レス) @page4 id: 086580d8cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ
| 作成日時：2023年1月27日 18時
