誰か僕を、見つけてください【男主】

lost..036// すみません少し加えました ページ38

この人は…






確か…







てひょん、さん？




「あ、ぁ、う、て、てひょん、さん？」




テテ「うんっ、そうだよ〜、テヒョンだよ〜」





とにこにこ笑顔で言ってくる



よかった、名前あってた…








というか、






顔近い！距離近い！俺の綺麗じゃない肌にテヒョンさんの綺麗な手が触れてる、、



だめだって、、息が、できない…


他人にこんな近くこられたの初めて…


「あ、ぁ、あの、ち、近い、です…」




テテ「あ、いひ、ごめんね、いやだったかな？」



「あ、いや、そうじゃなくて、、その、その、他人と近い距離でいるの、あんまり、慣れていない、ので、緊張、しただけです…すみません、」



テテ「んーん、おれよく、距離ちかいっていわれるから、気をつけなきゃなって、」



「、おれ、はあんまり積極的にいけない、というか、もっと他人と話したいのに、中々できなかったりするので、そういうの、憧れます、、それに、ひっこみ具合の人からすると、そうでいてくれる他人がいてくれた方が、嬉しいですし、安心、します」



テテ「うん〜、そっかぁー、これでいてもいいんだね〜ありがとう〜おにいさん、いひ」



口を四角にして笑うその姿は純粋無垢なこどもの様で、可愛らしい


そして何故か少しだけ安心する気がする、、



俺は先程ジンさんから学んだ、サインをしてもらうアルバムをテヒョンさんに差し出した



「お願いします、」と小さいながらにも言った



テテ「うん、こちらこそ〜」



俺の小さい願いですら聞いてくれて、応えてくれる


まさに神対応だ




少し話が途切れると


テテ「あ、そういえばさ、おにいさんはメンバーの中で一番好きなメンバーとかいるのー？」




「あ、えと、まだ、興味を持ってほんの少ししかたっていないので、あんまりまだわかってないんです…メンバーさんのこと、とか」



テテ「そうなんだね、興味を持ってくれてありがとうね〜、」




「いえ、、全然…」


どうしよう、本当に何話していいかわからない…



テテ「俺、おにいさんのこと大好き、もっと知りたい、それで俺のことも、メンバー達のことももっと知ってほしいなぁ、」




「は、はいっ、、お、俺も早くメンバーさんのことたくさん知って、たくさん好きになっていきたいんです」



嘘つきでごめんなさい、


もう少しで、望み通り居なくなるから、その時まで、





嘘をつかせてください、




俺の惨めで醜い嘘を、

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